対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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ETFとインデックス・ファンドの購入判断の基準について
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ユズココ 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資をパッシブ運用としてお考えですので、本来であればETFをお勧めするのですが、毎月の積立金額を固定されるのであればインデックス・ファンドをお勧めします。
両者のメリット・デメリットを簡略に述べます。
1.積立額を2万円(小額の場合)に固定するのであれば、インデックスファンドをお勧めします。銀行引き落としが可能ですから、面倒がありません。
ETFの場合には貯金に貯めるか、取引口座でMMF・MRFの購入で貯めるかが必要になります。
2.手をかけずにとのご希望について
ETFには再投資の手法が使えません。ETFの場合には分配金をMMFなどで残し、購入単位の金額が溜まる都度購入手続きが必要になります。
3.コスト面での比較では、
信託報酬ではETFが勝ります。但し、小単位のETFの購入では売買手数料のコストが生じます、
ご選定のインデックスファンドはノーロードですので、この比較も必要になります。
4.上記を勘案し、私は積立の場合にはリレー投資をお勧めしています。
ヘッジファンドへの投資をお考えとのこと、私はお勧めしていません。
多くのファンドと同様、当該ファンドの良し悪しは分かりません。
また、成功報酬などのコストも高く、投資判断の一つである、成果とコストの関係からコスト高のものは避けるようお勧めします。
折角パッシブ運用をご採用になられるご様子ですからねパッシブ運用の比重を高めることをお勧めします。
評価・お礼
ユズココ さん
ご回答ありがとうございます。補足にも書かせていただきましたが余裕資金はあるので、年24万円(最大50万)を先進国および新興国株式のETF購入に割り当てて、パッシブ運用をしていこうと思います。ETFを時間分散で購入する場合、ドルコスト平均法のような平準化はどのようにして行うべきでしょうか?購入上限を決め、口数を手動で調整するのでしょうか?1回あたりの最大購入金額が10万程度だと、なかなか難しいかなと思います。何か良い方法はないものでしょか?
吉野 充巨
好評価を頂き有り難うございました。
ETFの購入に関し、国内市場で購入する場合には、単位口数が購入可能金額が出来次第都度購入でも構わないと思います。現在は単位が10口程度の購入ですから都度の購入でも左程負担にはならないと思います。ただ、購入頻度を多くして購入金額が少ない場合には、売買手数料の累積が思わぬコスト高を引き起こします。年に数回程度の購入頻度をお考えください。
ドルコスト平均法は、条件によっては良い投資法ですが、本来はニュートラル(よくも悪くも無い)な購入方法です(このことは何回も日経等の紙面や投資の本にも書かれています)。あまり気になさらないほうが宜しいかと存じます。
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31歳・既婚・子供ありの会社員です。
将来(主に老後・医療費目的)の資産形成のため、安全商品への積立に加え、リスク商品の積立投資を考えています。今回の相談は月あたり2万、年間24… [続きを読む]
ユズココさん (神奈川県/31歳/男性)
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