がん患者歯科医療連携講習 - 一般歯科・歯の治療全般 - 専門家プロファイル

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がん患者歯科医療連携講習

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片平歯科医院の片平です。

今週は木曜日から日本歯科医師会と国立がんセンターによる医科・歯科連携講習会へ参加しています。講習はステージ1からステージ3まであり、受講終了後国立がん研究センターおよび日本歯科医師会による医科・歯科医療連携事業「がん患者歯科医療連携登録医療機関」の指定をいただく予定です。ステージ2とステージ3は週末に受講の予定です。

今回のステージ1はがん治療総説も講習内容に含まれ、局所療法である「手術」「放射線治療」と全身療法である「化学療法」について詳細な内容も含まれていました。

特に抗がん剤についてはこれまでも虎の門病院連携部の勉強会でも色々教えて頂きましたが、5-FUから最近のベバシズマブ(BBP)まで、およびステージと予後の関係について、化学療法の詳細(細胞周期から見た抗がん剤の種類、分子標的治療役、それらの適応、副作用の対策)、口腔粘膜症状の発症頻度の高い抗がん剤の詳細など、かなり詳しい講習会となりました。

詳しくはこちらのリンクもご参照ください。

虎の門病院勤務の時から、一般の歯科外来だけではなく、入院中の患者さんの検診や治療を多く行わせて頂き、現在も虎の門病院医師ネットワークの連携医として医科の先生方の協力のもと、歯科医診療に臨んでいます。

昨年から始まっている、この事業の目的は以下、広報資料より抜粋致しました。

目的はがん治療にともなう口腔内の合併症軽減。
9月からがん患者への歯科治療に関する歯科医向けの講習会を各地で開催する
国立がん研究センターは、がん治療前の患者に講習会を受講した歯科医院への受診を勧める。
歯科医師向けの講習会は9月から12月まで関東地方の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県で順次実施する。
受講した歯科医に「修了証」を発行する。
がん患者は手術や抗がん剤治療、放射線治療の影響で唾液が減るなど、免疫力が低く口内炎が重症化してしまうなど口腔内の疾患が発生しやすい。
このため、がん治療前に歯周病の治療や口腔ケアなどを行こなう。
歯科医向け講習会では、がん治療と口腔ケアの関係を周知させる。

とあります。

がん治療と口腔ケア。
一見、何のつながりもないようですが、最近、そこには密接な関係があることが分かってきました。
がんの治療法のなかでも、口にもっとも影響を及ぼすと言われているのが、抗がん剤治療です。
10数年前から、がん細胞を集中的に攻撃し死滅させる、効果の強い抗がん剤が使われるようになっています。
そのなかでも、とくに口や食道など、食事の通過部位である消化器系のがんには、粘膜のがんを集中的に攻撃する抗がん剤が使われることが多くなっています。
そうした抗がん剤は、がん細胞のまわりの、正常な細胞も攻撃してしまいます。
そのため、強い抗がん剤が始まると、抗がん剤の作用で強い口内炎(口腔粘膜炎)や、味が分からなくなる味覚障害など様々な口のトラブルに苦しむ患者さんが増えてきました。
また抗がん剤の影響で唾液をだす細胞が障害をうけると、唾液が少なくなり、口の中も乾いてきます。
通常、口の中の健康は唾液の持つ様々な機能によって守られているので、これが少なくなれば、口の中のばい菌が繁殖しやすくなります。
さらに抗がん剤治療中は体力も落ちていますから、それまで気がつかなかった虫歯や歯槽膿漏が、一気に進んでしまうことも少なくないのです。
さらに、口の中のばい菌が口内炎の部分から全身にひろがると、熱が出て、体力もさらに消耗してしまいます。
そのような場合、ばい菌の増殖をおさえる抗生物質の投与が必要になりますし、重症になると、がんの治療を一時的にストップすることもあります。
こうしたトラブルを防ぐため、米国では抗がん剤治療や、口の周りに放射線治療を受ける場合は、治療を開始する前に、歯や歯肉の病気をまず治療するという意識が一般的になっています。
がん治療に入る前に、歯科医師と相談して虫歯や歯槽膿漏など、トラブルが生じそうな箇所を歯科的に治療しておく。
日本でも、最近やっと、がん治療におけるそうした口腔ケアの重要性が注目されてきたところです。




2013年度は歯科衛生士さんだけではなく、
歯科医師の求人(常勤のみ)も始まっています。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

見学も歓迎ですよ~



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Tel 03-3431-6090
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(東京都 / 歯科医師)
院長

見えない根管をしっかり診る。基本に忠実な治療を心がけています

「何回も根の治療に通っているが、いつまで経っても治らなかった」、という声を聞きますが、どうしてでしょうか。 「確実な診断」と「感染を制御する清潔な治療環境の確保」を念頭に、将来再治療を行うことのないよう最大限の配慮をしています。

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