- 北村 卓
- 株式会社P&Cアソシエーション 代表取締役 オンリーワン・ビジネスクリエーター
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
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こんにちは。
オンリーワン・ビジネスクリエーターの北村卓です。
まだまだ寒い日が続いていますね。
夕食は、鍋が食べたい季節であります。
身も心も温まって、明日の活力にしたいですね!
今日は、2013年1月24日(木)
もう、今年になってから1カ月が過ぎようとしています。
年始に立てた目標の進捗をチェックしてみるのもいいかもしれません。
さて、
今日は「物価上昇率2%正式発表、これから景気が良くなるのか!? マーケティングからの視点」
と題して、未来を予想してみたいと思います。
まずは現状を見てみましょう。
(物価指数には2種類ありますが、ここでは消費者物価指数といたします。)
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(1) 総合指数は平成22年を100として99.2
前月比は0.4%の下落 前年同月比は0.2%の下落
(2) 生鮮食品を除く総合指数は99.5
前月比は0.3%の下落 前年同月比は0.1%の下落
(3) 食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は98.2
前月比は0.3%の下落 前年同月比は0.5%の下落
平成24年12月28日公表 総務省・統計局より
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軒並み下落ですね。
これをプラス2%にするということですが、
半端じゃない数字ですね。
ちなみにプラスになっているのは
光熱費、特に電気代は一番のプラスになっていました。
(前年同月比4.8%)
これは、火力発電に頼ったコスト高による電気代の値上げなので
違った問題がありますが、ここではちょっと置いておいておきます。
さて、この現状を踏まえて、どうやって2%の目標を達成するか。
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答えはシンプル。
税金を下げることです。
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売上とは何かという問いで、
売上=(顧客数)X(平均購入単価)X(頻度)
ということが言われていますので、ご存知な方も多いと思いますが、
実際に数字を入れて計算してみたことってありますか?
ちょっと、やってみたいと思います。
現状の経済活動状態を
1000人 X 1000円 X 2回 = 200万円
と仮定します。
税金が下がり、所得が増え(所得税の減税などで)、次のように変わったとします。
顧客数は日本の人口と考えますので変わらないとします。
購入単価、頻度がアップすると、
1000人 X 1100円 X 2.2回 = 242万円
(10%アップ) (10%アップ) (21%アップ)
1000人 X 1200円 X 3回 = 360万円
(20%アップ) (50%アップ) (80%アップ)
10%と10%で「21%」
20%と50%で「80%」
になるんです。
10+10=21
20+50=80
ということになるのです。
逆に、税金をアップしたらどうなるのか、
-10+(-10)=-21
-20+(-50)=-80
落ち込む率も、勢いをつけて沈み込みます。
税金を下げるのと同時に、金融緩和を実施すると、
市場にお金が多くなり、また、心理的なプラスが出ますので
(話が長くなってしまうので、詳しいことは割愛します)
相乗効果で、経済成長に繋がります。
金融緩和をやって、税金を上げるということは、
矛盾しているのでは?
と私は思っています。
実際に、過去の状況を見てみると
消費税を導入した89年以降、税収は減り
また97年に5%にアップしたら、
もっと減り続けています。
参照:
財務省の「一般会計税収の推移」
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/010.htm
マイナスのレバレッジ(てこの原理)が作用していますね。
まとめると
税金を下げて、お金の循環を活性化させれば、
結果的に税収が上がる。ということです。
経済が活性化すれば、給料もアップするし
企業の法人税の税収もアップすると思いますね。
これは、経済論の話だけでなく、
マーケティング的に考えても理にかなっていると思います。
消費税のアップが決まり、最高所得税のアップもほぼ決まり、
相続税のアップも確率が高くなっています。
これでは、ますますマイナスのレバレッジが働き
加速していきますね。
今日は、日本経済をマーケティングの側面から考えてみました。
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