ブルースは
おれたちの心のいちばん深いところにある。いろんな気持ちを掘り返して、つついて、ちくちく刺すんだ。
ブルースは、ただ憂鬱なだけの音楽じゃない。
トーマス・A・ドーシー(アメリカのピアニスト、ゴスペル作曲家)
この気持ちはとてもよくわかる。
音楽という魔法にかけられたまま、43年間ただただ歌ってきた。
いまさら、どんな音楽が一番好きかと自問するのも、なんですけど・・僕自身は、せつない音楽が好きです。まあ、いわばここでいうブルースというジャンルかなあ。
人生の本質がサンチマンというやるせない気持ちであると教えてくれた友人がいた。
そのときにも同じような感慨を覚えた。
今年のテーマに「歌謡曲」を据えてみたいと思っている。
多くの流行歌/歌謡曲を支えているのも、このブルース的な心だし、サンチマン的な思いだ。
「昭和」という時代を牽引してきた歌には様々あるけど、それらがあいまって、実に日本的な「歌」を生みだしてきた。その根底に流れるブルース心情をあきらかにしてみたいと思っています。
気がつくと、今年は文化センターボックス創立30周年の年だった。
1983年、自分の誕生日1月10日に出帆。手負いのイノシシを標榜して我武者羅に突っ走ってきた思いです。本当に色々あった。まだ癒えない傷も沢山あるけど、とりあえずは30年。
独楽は回り続けなければ倒れてしまうから、「回っております!」
回る場所を選んだほうが良かったような気もするけど、これもご縁のなせる業。
歌い手としても、まだまだ歌いきれていない歌が多いから、まだまだ一輪車の綱渡りの上での独楽回しと判りつつも、その綱元まではたどり着くぞ!
ちょっと気合いれてみました!!
この気持ちの裏側にある荒々しさ、捨て鉢な心情、甘えてしまいたい心境。
その元にブルースがあるような気がしてなりません。
その様々な気持ちをいろいろなITメディアに書き出してゆく一年になりそうです。
もしお時間があれば、ここだけではなく、下記サイト、情報メディアをお訪ね下さい。
■牧野俊浩が登録してある情報サイト
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