既存住宅のチェックポイント - 1 - 不動産売買全般 - 専門家プロファイル

大川 克彦
不動産コンサルタント
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既存住宅のチェックポイント - 1

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不動産のかしこい選び方 既存住宅の見どころ
普段、既存(中古)住宅の見学時に注意して見学しているところをまとめてみました!
既存(中古)住宅を購入するときは、以下のことを注意してご確認ください。


重要度が高いもの


1. 建築確認図面があるか(建築年月日はいつ?)

2. 建築物と建築確認図面は合致しているか?
   合致していない場合、既存不適格となる可能性があります。
   (住宅ローンの借入ができないことも・・・)

3. 検査済証の交付は?
   取得できていない場合の理由は?

4. 土地・建物登記事項証明書の確認
   土地 / 所有者と売主は同一か? 面積は測量図と一致するか? 地目は? 抵当権は?
   建物 / 所有者と売主、土地所有者は同一か? 居宅か? 抵当権は?

5. 測量図
   実測図または現況測量図どちらか? 面積は登記事項証明書と一致するか? 境界杭の表記は?

6. 建物図面
   現況と一致するか? 現況と異なるところは? 異なる場合の理由は? 配置は?

7. 境界は明確か、杭はあるか?
   ブロックなどの場合明確か?

8. 接道状況と種類
   幅員は4m以上 接道は2m以上 建築基準法上の制限は 私道の場合注意事項は?

9. 上下水道・ガス
   水道 / 埋設管は公設 or 私設 敷地内の引き込み口径は(13mm、20mm、25mm、それ以上)
   下水 / 埋設管は公設 or 私設 分流 or 合流 浄化槽の場合
   ガス / 都市ガスor プロパン

10. 修繕履歴
   この家のカルテです。
   ほとんどの家がカルテがありません。
   医者もカルテがないと全て検査するため費用がかかります。


今回は、重要度が高いものをご紹介しましたが、次回は建物についてチェックポイントをお話しします。

 
 
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