まずはじめに、言葉がある。

伝えたい想いがあって、

それを伝えるための道具が、言葉。

相手に届けば、最低限の目的は達するわけです。

ただ、その言葉が、

相手の心を震わせて、共振、共感してくれて、

理解を超えた理解までをしてくれるのか。

誰にも届かず、その人がひとり熱くなった…、だけで終わるのか。

できるなら、想いの運び手としての言葉は選びたい。

言葉が、人生を変えていきます。

そして、目や耳から同時に入る情報の、デリバリー・スキル。声やボディ・ランゲージといったもの。

これも、伝えたい想いを損なったり、矛盾したりしないように選びたい。

わたしがしていることは、

想いの運び手としての言葉を、全力で届けるスキルのトレーニング。

それらの専門家です。

どんな鉄の意思を持った人でも、ブレるときはある。

不安になることもある。

立場が重いほど、孤独は深いから。本当に理解できる人は減るから。

生徒さんとも話していましたが、そういう時、こっちで大丈夫、と、

後押ししてくれる仲間や理解者がいれば違いますよね。

わたしにその役割を任せてくださる方も、中にはいらっしゃいます。

頼ってくださるんです。

わたし自身、伝えることの専門家として生きている以上、

言葉やデリバリー・スキルを大切にして生きています。

でも、年に一回くらい、不調の日があって、その日は大変です。

一年分がやってきますから。

そんなときは、

わたしに惚れて、ついてきてくれる生徒さん。

仲間。

番組スタッフ。

わたしに司会を頼んでくれているお客さん。

達のことを思い出します。

そのまんまでいいんだよ。

なんにも間違っていないから。

あなたがいるだけで、幸せになる人がたくさんいるからね。

伝えたい想いが、間違わないように。

あったかい気持ちから言葉を生み出してください。