好みの押し付け～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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モラハラ被害に遭いやすい方の傾向として、

自己肯定感や自己価値感が低い方が多いと

言われています。

モラハラ夫と被害者妻、という関係性では、

モラハラ夫からの好みを押し付けられる場面が

あります。

例えば、

洋服を買いに行けば

「何でそんな洋服を買うんだ、センスが悪すぎる。」

「お前の格好は変だとみんな言っていたぞ。」

髪の毛を切ろうとすると

「俺は長い髪が好きなんだから、普通は夫の好みに

合わせるものだ。」

外出時に着替えると

「なんでスカートをはかないんだ！」

若しくは反対に

「スカートなんてはいて、女アピールしてんじゃねぇ！」

等など。

そして妻がそれに難色を示すと、

「お前はおかしい」

「俺の両親もお前の事を困った嫁だと言っていた」

「みんなお前の方がおかしいと言っている」

「この間は「あんな奥さんで大変ですね」って言われたぞ」

等と言ってきます。

こう言われると、元々自信が無かったり

自己肯定感が低い被害者妻は、

自分が間違っているのではないかとますます自信を

失ったり、

夫に対して罪悪感を持ってしまったりします。

そうして、本当は短い髪が好きなのに長い髪で

我慢したり、

本当に着たいデザインの服を諦めて夫の好みに

合わせてしまったりします。

小さい子どもがいるにも関わらず、

短いスカートにヒールの靴を強要されていた、という

ケースもありました。

本当は自分の好みではないのに、

「夫がこれが良いと言うんだから、

自分にとってもこれで良いんだ。」

と言い聞かせながら、不本意な格好や髪型を

続ける事。。

一見小さな事に感じるかも知れませんが、

こう言う事が続くと、

知らず知らずの間に心に負担が溜まってきてしまいます。

例えば冒頭のお洋服に関する事なら、

「あなたはセンスが無いと言うけれど、

お店の人に聞くとこれが今は流行みたいよ。」

「じゃああなたと外出する時はあなたの好みの

服を着るわね。

だけど、私が一人で出かけたり友達と会う時は

私の好きな服を着るわ。」

等と、

自分の意見や要望が言い合える関係が普通です。

また、相手への配慮がある人であれば、

「お前はセンスが悪い」

なんて言い方はせず、

「こういうデザインも似合うんじゃない？」

「こっちも良いと思うよ。」

等と、

相手を傷つけずに自分の意見を言えるはずです。

善意のアドバイスなら受け入れるとしても、

それが押し付けであれば、

あなたにはそれを受け入れなくてはならない

義務は無いのですから。

今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。

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