建築家と造るマイホームの進め方-2 建築家の設計する住宅の特徴 - 建築家への相談 - 専門家プロファイル

菊池 克弘
都市環境建設株式会社 代表取締役
東京都
建築家

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対象:住宅設計・構造

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建築家と造るマイホームの進め方-2 建築家の設計する住宅の特徴

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建築家への相談 建築家と造るマイホームの進め方

 マイホームを造ろうと考えた時、主として、その建築方式は3通りの方法があります。

 1つ目は、殆どの方がテレビコマーシャルなどで知っている、大手ハウスメーカーでの建築です。知名度もあり、安心して任せられるため、精神的な負担も軽くすみます。ただし、ここでの建築方式は、それぞれのハウスメーカーの規格品(形状、間取り、内装、外観、設備)に依存するため、これら(形状、間取り、内装、外観、設備)の自由度は極めて少なくなります。

 2つ目は、地元などの工務店による、設計施工一貫方式です。あまり規模の大きな会社ではないため、広告宣伝費、一般管理費(人件費等)等が大手のハウスメーカーに比べて少ないため、比較的廉価で建築可能です。尚、この場合でも、形状、間取り、内装、外観、設備等は工務店の規格品に依存する場合が多く、自由度は極めて少なくなります。

 以上の建築方式に対し、建築家が設計する住宅は、形状、間取り、内装、外観、設備等、全て自分の思うがままに計画することができます。世界でたった1つの住宅を造ることができるのです。また、高級住宅にすることも、ローコスト住宅にすることも、更にはある部分には高級品を、そして別の部分には廉価品をというような選択も可能です。ハウスメーカーや、工務店設計施工一貫方式の住宅が、規格化された商品住宅であるのに対し、建築家の設計する住宅は、芸術作品としての住宅となります。本当の顧客起点の住宅とすることができ、ご自身のライフスタイル、生活環境に最適な住宅とすることができるのです。

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