1人あたりのGDPから見るアセアン各国への投資尺度 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

釜口 博
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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月23日更新

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1人あたりのGDPから見るアセアン各国への投資尺度

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BYSプランニングの釜口です。


今回のメルマガは、1人あたりのGDPから見るアセアン各国への
投資尺度について私なりの考えをお伝えいたします。

アジアの経済発展は高度成長期以降の日本と似通ってきています。

1人あたりの国内総生産(GDP)が、1960年代の日本の高度成長期と近いのが、
ミャンマー、カンボジア、ベトナム、インド、フィリピンetc

ミャンマー:742ドル⇒日本の1963年
カンボジア:814ドル⇒日本の1964年
ベトナム:1,173ドル⇒日本の1966年
インド:1,370ドル⇒日本の1967年
フィリピン:2,123ドル⇒日本の1969年

これらの国ではインフラ投融資が活発であり、高速道路、鉄道などの
開通などの大型事業が目白押し。

日本の大手金融機関もプロジェクトへの直接融資だけではなく、
リース会社などを通じた間接融資にも積極的に動いている。


石油危機~安定成長期に入る1970年代の日本と近いのが、
インドネシア、タイ、マレーシアetc

インドネシア:2,974ドル⇒日本の1972年
タイ:4,992ドル⇒日本の1976年
マレーシア:8,423ドル⇒日本の1978年

旺盛な国内需要にささえられ、成長著しいこれらの国では、
白物家電、自家用車などの需要が上昇し、日本の金融機関も、
これらの購入資金を貸し出す販売金融を拡大している状況である。

2020年に向けて、完全に「人口ボーナス期」に突入するアセアン各国。
1人あたりのGDPから考えても、アセアン各国への投資は、
ポートフォリオからはずせない状況にきていると感じざるを得ません。
※人口ボーナス期とは、「働き手(15歳~64歳)が養われる人々
(14歳以下、65歳以上)の2倍以上ある期間」をさす。

それはそうと、1960年~1980年にかけての日本の経済成長率は
すごかったんだと再確認しました。





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