- 釜口 博
- BYSプランニング ファイナンシャルプランナー
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
ファイナンシャルプランナーが天職!
BYSプランニングの釜口です。
今回のメルマガは、1人あたりのGDPから見るアセアン各国への
投資尺度について私なりの考えをお伝えいたします。
アジアの経済発展は高度成長期以降の日本と似通ってきています。
1人あたりの国内総生産(GDP)が、1960年代の日本の高度成長期と近いのが、
ミャンマー、カンボジア、ベトナム、インド、フィリピンetc
ミャンマー:742ドル⇒日本の1963年
カンボジア:814ドル⇒日本の1964年
ベトナム:1,173ドル⇒日本の1966年
インド:1,370ドル⇒日本の1967年
フィリピン:2,123ドル⇒日本の1969年
これらの国ではインフラ投融資が活発であり、高速道路、鉄道などの
開通などの大型事業が目白押し。
日本の大手金融機関もプロジェクトへの直接融資だけではなく、
リース会社などを通じた間接融資にも積極的に動いている。
石油危機~安定成長期に入る1970年代の日本と近いのが、
インドネシア、タイ、マレーシアetc
インドネシア:2,974ドル⇒日本の1972年
タイ:4,992ドル⇒日本の1976年
マレーシア:8,423ドル⇒日本の1978年
旺盛な国内需要にささえられ、成長著しいこれらの国では、
白物家電、自家用車などの需要が上昇し、日本の金融機関も、
これらの購入資金を貸し出す販売金融を拡大している状況である。
2020年に向けて、完全に「人口ボーナス期」に突入するアセアン各国。
1人あたりのGDPから考えても、アセアン各国への投資は、
ポートフォリオからはずせない状況にきていると感じざるを得ません。
※人口ボーナス期とは、「働き手(15歳~64歳)が養われる人々
(14歳以下、65歳以上)の2倍以上ある期間」をさす。
それはそうと、1960年~1980年にかけての日本の経済成長率は
すごかったんだと再確認しました。
ご質問やご不明な点がありましたら、
お気軽にご連絡下さい。
メール:waku@bys-planning.com
Tel:06-4305-4425
このコラムに類似したコラム
投資だけで生活していくことは難しい?まずは働きながら投資してみよう 大間 武 - ファイナンシャルプランナー(2018/07/23 03:57)
確定拠出年金 利回り最高 渡辺 行雄 - ファイナンシャルプランナー(2015/06/19 15:46)
資産運用(5)ポートフォリオとは?(保険の見直し・山下FP企画・西宮) 山下 幸子 - ファイナンシャルプランナー(2015/05/22 14:21)
「野村證券の“売れ筋投資信託”を分析してみた!」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2014/10/17 12:42)
資産運用セミナー 投資の基礎知識 ETFで作ろう、長期国債分散投資向けのポートフォリオ 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2013/06/26 16:00)