忙しい時、疲れている時、リラックスしたい時・・・そんな時にゆったりとした気分で、好きな音楽やアロマの香りなどを楽しめる空間は、私たちに豊かな時間を創りだしてくれると思います。
日本の住空間で伝統的に使われている「畳」と「格子」は、その素材やデザインを身近に感じることで、私達日本人の心に、どこか「安らぎ」や「落ち着き」を感じさせる効果があると思います。
写真のリビングスペースでは、床に座る+畳に座る+ソファに座る、3つの高さのライフスタイルが連続するようにデザインすることで、フレキシブルに寛ぐシーンを実現できるようにしました。 そして、透ける格子の間仕切りは、空間を透してオープンリビングの気配を感じつつ、不思議ととても落ち着いた雰囲気をつくりだしてくれます。
日本の伝統的な素材やデザインを活かしたモダンリビングは、まさに「心が休まる空間」としてオススメのスタイルです。
忙しい毎日を過ごしている皆様へ「心が休まる空間」をぜひ考えてみてはいかがでしょうか。
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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