恋愛セラピストのあづまです。
恋愛がどうしても長続きせず、いや、もっと正確に言えば、女性のささやかな夢や望みを大切にしない、女性をモノ扱いするような男性との関係ばかり多い、そういう悩みを持っている女性の方の深層心理で、何が起きているのか、それを書いていきます。
このコラムでの「遊びの恋」とは、主に男性が、女性の人生を大切にしない、女性をモノ扱いするような、都合のいい関係を結ぶことを指しています。その対極は、結婚までの可能性が拓けている恋、です。
このコラムは、特定の誰かを断罪するためのものではありません。むしろ、ひとりで考えていても気づきにくい深層心理の問題に気づき、自ら解決の糸口とする、そのように活用することを意図して書いています。
遊び人を好きになってしまう女性を説明する、4+1個のキーワード
4+1個のキーワードで説明していきます。
1.深い孤独感
2.愛についての勘違い
3.自分の望みを言葉にして表現しているか?
4.見る人が見れば言葉・態度・表情に出ている「自信のなさ」
0.信頼し合えるパートナーのいない状態
深い孤独感
深い孤独感というのは、表面的に「いま寂しい」と感じる感覚とは、ちょっと違います。この世界に居場所がない感じ、とでも言うのでしょうか。私が ここに生きていることに対しての、自信のなさ、何か、ここにいること自体に対する申し訳なさ、という形で感じることがあります。
あるいは、自分の周りからみんないなくなってしまうような、おいて行かれる恐怖、というような感じ。
友達と常に一緒にいて、こうした種類の深い孤独感を紛らわすことも、人間関係に恵まれていれば不可能ではありませんが、紛らわしていれば問題が解決するのかといえば、それはNo。決して解決はしないのです。
なぜなら、この種の深い孤独感は、「今ここ」で感じているものではないからです。多くの場合幼少期に心の深いところに封印したものです。
子供時代、寂しい・怖い気持ちにフタをすれば、その場は乗り切ることが出来ますが、その気持ちは決して消えたのではなく、「人一倍孤独感を感じやすい性格」として人生を通じて影響力を持ち続けます(もちろん、きちんと解消すれば影響力を減らすことが出来ます)。
そして、なぜこの深い孤独感が重要な意味を持つかというと、これは私の人間観察に基づく仮説ですが、孤独感には、恋愛感情のスイッチを入れやすくする働きがあるからです。
心の奥底に深い孤独感を持っていると、目の前の男性が、ちょっとこいつ危ないぞ、という人で、理性の部分は「やめておいたほうがいい」と警告を発していても、恋愛感情のスイッチが入って先走ってしまい、コントロールできなくなってしまうということがおきやすいのです。
「本気?遊びの恋? 遊び人を好きになってしまう女性の深層心理2」へ続きます。
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