大人のきれい字　実技編「読」の楷書体と実用つづけ字（行書体）

こんにちは　今井淑恵です。

「爽涼」という表現がぴったりの10月下旬。
10月27日からは恒例の「読書週間」がはじまります。

北海道の山には初冠雪があったとか、こちら関西地方はさわやかな
過ごし易い気温がつづき、読書にはもってこいの日々です。

ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず……ではじまる
「方丈記」は、平安時代の京都で起こった大地震や大火、津波など
記された800年前の書ですが、日本の現状と似ているためか、いま
盛んに読み返されているそうです。

そういえば喫茶店や電車のなかでも、熱心に本を「読」んでいる人を
見かけます。いつの時代も、本は心の友、ですね。

楷書の他、ちょっとつづけ字（行書体）も画像を参考にご覧ください。

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　　今井淑恵の《大人のきれい字 実技編》－書きコツ画像付き－
　　今週の書きコツはこちらから　↓↓
　　 http://www.penmanship.jp/mailmagagine/refer65.htm
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　「読」の部首は、「ごんべん」です。

　「へん」と「つくり」から成りたつ字なので、
　左側「ごんべん」1/3、　右側「つくり」を　2/3　に配分します。

【書きコツ－１】

　１画目の点の位置を「ごんべん」の中心軸にします。

　２画目は左側へ長めに出して書きます。
　
　角度は右ななめ上。　

【書きコツ－2】

　つづく、３画目、４画目も右ななめ上です。
　つぎの「口」も「ごんべん」の中心軸上にそろえて書きましょう。

【書きコツ－3】

　右側つくり「売」の中心軸は、「士」2画目の縦画です。

　1画目、3画目の横画は、右ななめ上に書きましょう。

【書きコツ－4】

　下部は、まず左へ短めにハライます。

　右の最終画のハネ上げは、曲がりのあとは右方向へ進み、
　ハネ上げる前は、少し持ち上げます。

　方向は上向きに、ゆったりとハネましょう。

　　それでは、画像で確認　↓↓   
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