「反省しろ!」よりも「次はどうする?」 - 各種の人材育成 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

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「反省しろ!」よりも「次はどうする?」

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「反省がない」とか、

「反省していない」とか、

「反省が感じられない」とか、

「反省が浅い(薄い)」とか、

こう言う言葉を良く聞きます。


確かに、

ミスをしたり、間違いを犯したり、トラブルを起こしたり、

相手を怒らせたり、相手を悲しませたり、約束を守らなかったり、

色んなシーンの後、「反省」が必要な事って有るものです。


しかし、

この「反省」って、誰かが、誰かにさせるものでは無いように思うのです。


「反省」とは、

デジタル大辞泉によると、

1 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること

2 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。

と言うことです。


つまり、自分でする事です。

他人にさせられることではありません。


私は、人は多かれ少なかれ、「反省」はしていると思っています。

他人が、それを感じないのは、

「反省しているように見えない(聞こえない)」

もしくは、

「期待しているほど、反省していない」

と言うことではないのでしょうか。

いずれに場合も「反省」はしているのです。


しかし、多くの場合、反省を求めるときは、

「自分の期待通りの反省の言葉が欲しい。」

もしくは、

「海より深く反省して欲しい。」

と思うのです。


だから、「反省している本人」とのギャップが生まれて

「反省がない」とか、

「反省していない」とか、

「反省が感じられない」とか、

「反省が浅い(薄い)」とか、

と言う風になるのです。


私は、「反省を求める必要はない」

と思っています。


いくら求めても、それは、その人の今の価値観より深くは、反省出来ません。

その人の価値観と、自分の価値観は違うからです。

だから、大切なのは、

「次はどうする?」

なのです。


「反省の言葉」が、浅く感じても、

次の行動が、前回よりも進化し、レベルが上がっているのならば、良いはずです。

仮に、

「反省の言葉」が、期待通りに深くても、、

次の行動に繋がっていなくて、進化がないのならば、その反省には意味がないのです。


なので、「反省の言葉や態度」に期待するのではなく

私は、「次の行動」に期待したいのです。


コーチングの世界では、

「反省を求めたり」

「原因を追及したり」

はしません。


しかし、そのミスやトラブルの、

「障害は何であったのか?」

「次に上手く行くには、何が必要か?」

を質問します。


そうすることで、

「何も考えずに、また同じ事をして、同じミスをする」

様なことは起きません。


そもそも、何故反省させるのでしょうか?

それは、目標や目的を達成させる為です。

プライベートでも、人間関係でも、仕事でも、遊びでも

それは同じです。


「反省させること」

は、目標や目的ではありません。


さあ、質問してみましょう。

「次は、どうしてみようと思いますか?」

きっと、その質問が行動に繋がり、

ひとつ進化した姿を見ることが出来ることでしょう。

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