解答、解説がない問題は、勉【強】にはならない - 子供の教育・受験全般 - 専門家プロファイル

坪内 康将
独学指導者 
愛知県
塾講師

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対象:子供の教育・受験

大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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解答、解説がない問題は、勉【強】にはならない

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学校でもらう宿題や課題で、たまに「答えがない」「解説がない(答えしか書いてない)」「答えは休み明けにもらえる」ということがあります。





これは学校だけでなく、解説のないワーク、プリント類は塾や書店のものでも見かけます。



特に多いのが「過去問」ですね。






ここで、勉強しているお子様、勉強させたい保護者の方は1つ大事なことを覚えてください。



それは

答えがない、解説がない問題を

いくら解いても勉【強】にはならない

ということです。





当たり前のことですが、

勉強をして【強くなる】メカニズムは


知識や法則を確認する


→問題を解く


正解ならOK つまり習得した


不正解なら、そこから学び直し、次回以降、正解にすることで習得を目指す


というものです





では、そこに「答えがない」「解説がない」とどうなるか・・・


知識や法則を確認する

→問題を解く


→(答えがないと)正解かどうかわからない

できたかわからない


→(解説がないと)不正解の原因がわからない

できるようにならないまま終わるしかない




だから、勉【強】をしたいときには、答えがあって、解説がきちんとしたものを選んでください。



じゃぁ、答えがない、解説がないものは、無駄か・・・というと、それは違います。



<学校の場合>

・解説がなくても大丈夫だと学校が判断したのかもしれません。その場合、授業で使ったプリントなどを見たらできるのでは?確認してみましょう。


・答えを丸写しされたくないからかもしれません。この場合、あまり難しくない問題であることが多いので、調べて答えあわせをしてみてください。





<その他、過去問などの場合>

・実力を試す勉強と考えてください。そうすれば活用できます。

例えば、過去問の場合、時間を計ってテストをし、答えしか載っていなくても○×はつけられます。

その後、まちがえた問題と似た形式の問題を自分のワークなどで探して勉強してください。



そのまちがえた問題を「使って」勉強はできませんが、その問題を「キッカケ」に勉強することはできますよね!?







夏休み、冬休み、受験勉強など、自分ひとりで勉強していく際には、ぜひ気をつけてください。


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