- 和久井 海十
- セルフメディアエイジェント
- ITコンサルタント
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
同じセルフメディアでも、それぞれに特徴があります。
それを踏まえた上で、連携させながら情報発信していくことで、
発信する情報の効果を実感することができます。
Twitterの優位性は、なんといっても臨場感とスピード感にあります。
ブログやFacebookなど他のメディアと比較したとき、それは一目瞭然です。
タイムラインに乗り、ネット世界をかけめぐりながら瞬時に反応や共感を得られるTwitter。
ブログやFacebookに興味を持ってもらうためにも積極活用したいですね。
ここで押さえたいのは、ただのつぶやきを発信するだけではタイムラインにのまれて
消えていってしまうという点です。
より効果を期待するならば、「簡潔かつ正確に伝えたいことを伝える文章」を
意識する必要があります。
簡潔な文章を書くコツは、文字数を150文字程度で正確に伝えたいことを
伝える文章を書くことあります。
野口悠紀夫さんは、90年代のベストセラー『「超」勉強法』の中で、
「150文字の文章を書くことが日本語の文章を
書くときのもっとも重要なポイントだと考えている」
(『「超」勉強法』(実践編)より抜粋)と断言されています。
150文字の理由として、意味のあるメッセージを伝える場合、
この程度の長さが最低限必要になるからともおっしゃっています。
私もこの意見に全面的に賛成です。
身の回りを見渡してみると、150文字の文章が多いことに気付かされます。
新聞のベタ記事であったり、「拝啓」ではじまる形式張った挨拶文も同様です。
私たちがハガキに書く文字数というのは、ほとんどが150文字以下だという事実。
実に興味深いですね。
これは、ショートメッセージ機能(SMS)を90年代半ばに160文字に決めた
フリードヘルム・ヒルブランドが「なぜSMSを160字に決めたか」というと、
世界中を行き来するハガキに書かれた文章のほとんどが
150文字以下だという事実を発見したことによります。
私たちがコミュニケーションをする目的で必要とする文字数というのは
意外と少ないことが分かります。
実際、Twitterは文字数を140文字以内に設定しています。
単なるつぶやきではなく、誰かにむかってハガキを書くように。
Twitterで発信する文章を練っていきましょう。
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