- 和久井 海十
- セルフメディアエイジェント
- ITコンサルタント
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
みなさん、おはようございます。
ワクワクの和久井です!
7日付の読売新聞に掲載された『独りぼっちが怖い・・・トイレで食事 レンタルフレンド』という記事が話題を呼んでいますね。「クライアントパートナーズ」という便利屋さんに「レンタルフレンド(友達代行)」というサービスを申し込む若者が増えているのだとか。
いまの若者は個人主義が進んでいると言われていますが、時代が変わっても人間が求めるのはやはり“つながり”。ソーシャルネットワークの爆発的な普及も人間の本能に直接訴えるものがあったからではないかと思ったりします。
「誰かに認めて欲しい」「誰かとコミュニケーションを取りたい」
実生活で人間関係を築くのは難しいけれど、匿名のネット上、気軽なソーシャルネットワーク上なら手軽にコミュニケーションできる。
つながりのきっかけが広がるなど、もちろんいい面もたくさんありますが、ネットでの発言を甘く見て失敗するケースも少なくありません。
匿名ブログやTwitterでストレス発散をしていたら、思わぬところから炎上し、なぜか実名や勤務先まで特定されてしまい、キャリアを失った・・・・・・。
ネットユーザーはこうした炎上には容赦しませんから、ネット上に残った、当事者と思われる痕跡をすべて辿って、情報を暴いてきます。
匿名だから大丈夫と思っていても、好きな単語やハンドルネーム、実生活でも接点のある人とのコミュニケーションがあれば、そこから本人につながってしまうのです。
Twitterではゆるめに発言、Facebookでは実生活を、
と使い分けている人も多いようですが、プライバシー機能などを設定しても、すべてを切り分けることは不可能に近いのです。
ではどうすればいいのか?
社員のソーシャルメディアの使用を禁じている企業もあるようですが、勤務中はともかく、プライベートまですべてを監視はできません。正しい危機管理としては、何かが起る前提でしっかりとルールを作っておく、対策を決めておく、これに尽きます。
ふとした発言が誰かの目に止まり、掲示板やまとめサイトを経由して炎上に至るまでの時間はおおよそ2時間から6時間と言われています。翌日になるとそこからさらにニュース系のサイトが、炎上自体を事件として取り上げます。このときには、ありとあらゆる情報が調べ上げられ、事実かどうか定かではない情報も一人歩きをしてしまいます。
こうした事態を避けるためには、スピード感を持って事に当たることが大切です。
こうした事例の場合、放置が最悪の失策になります。突然アクセスが伸びたり、サーバーに負荷がかかるようなトラフィックがあったときには、リンク先をチェックして、事実をなるべく早くつかむことです。
事実を正確につかんだら、事象に対してリアクションをする必要があります。非がある場合は謝罪、事実無根、中傷の場合もあるかもしれません。そのときは事実をしっかりと説明することが必要になってきます。
説明責任をしっかり果たすことで、炎上した事象の鎮火、消火に努めましょう。
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