競合の考え方 - 各種の新規事業・事業拡大 - 専門家プロファイル

下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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最近、あれほど行かなかったマクドナルドに、度々、買いに行く。


以前は、マクドナルドのバーガーのバンズが好みではなかった。


それが、「百円マック」につられて、アイスコーヒーORホットコーヒーのセットを注文する。


このマクドナルド、昔は、藤田CEOで躍進し、日本一のファーストフードになったように記憶している。


その後、24時間、値上げ、アルバイト問題など、色々な話題を提供しながら、一時期、低迷した。


そして、現在の原田CEOになって、再び、成長軌道に乗った。


その原田CEOが、競合に挙げるのは、同業のロッテリアやモスバーガーではない。


以前は、牛丼三社であり、現在は、コンビニエンスストアである。


また、コンビニエンスストアも、ドトールコーヒーに対抗するように、本格コーヒーを売り出した。


ここに、ターゲティングの考え方がある。


競合とは、決して同業他社に限らないということである。


ターゲットなる客層のニーズや不満を解決する他社の全てが競合なのだ。


最近の企業の中で、中小だけでなく大手にも、この考え方ができない企業が多い。


最近で言えば、LCC格安航空と新幹線が良い例だ。


手段や方式が違っても、目的が同じものを言う。


新商品、新規事業に参入する際、ここをはずすと大きな失敗をする。


業績が思うようにいっていない企業様、一度、この点を見直してみることをオススメする。








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