- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
世の中には善なるものと悪なるものがあり、圧倒的に善なるものが多いはずだが、悪(個人的な判断ね)に目が行くのは、どこか満たされていないことがあるのかと思うが、嫌なものは嫌なのである。
(と言っても、別に攻撃をするわけではなく、付き合わないというだけなのだが)
電車の中で嫌なのは、足を組んで座っている奴と、やたらと座席に強く座る奴(ドスン!という感じ)である。老若男女にある傾向なので、「いまどき若者論」としてお話しするつもりはない。
で、さっきも、ファッション雑誌から抜け出たようなファッショングラスのお兄ちゃんが、足を組んで座っていたので、軽くキャリーケースを足にぶつけて(←攻撃しているじゃないかって?)、「ごめんなさいね」と言いながら顔を見ると、ファッショングラスにラベルがついている。
よく見ると、「950円」とタイプされた値札であった。
さっきどこかで買ってきたものであろうか、これから彼女とデートでイケてる自分を見せたいと思ってるのか、瞬間的に思考を巡らせた僕の行動は・・・・。
別に何もしなかった。
(僕は善ですか?悪ですか?どっちでも構いませんが)
ただ、マーケティングのレッスンに置き換えると、3つの学びがある。
「人は嫌いなものに反応しやすい」
「見ているものが見えていない。」
「重要なことでも人は忘れる。」
電車に乗っていた人は、その他の善良な人よりもお兄ちゃんに目を止めている。
次に彼はグラスをかけて鏡で見て選んだはずである。その際、値札は付いていたはずだ。しかし、彼は自分の「顔」見て値札を見ていなかった。または、後で外そうとして忘れた。
人はネガティブなものに反応し、自分に興味があることしか見えないし、後回しにすれば重要なことを忘れるのである。
ので、マーケットにメッセージを出す際、「あなたが・・・」を主語にするべきだし、「今すぐ」は重要なワードである。
然るに、世の会社は逆をやっていて、「当社は・・・」ではじまり、「検討します。」をすんなり受け入れる。
そりゃ、売れないでしょ!と思うが、いかがだろうか?
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