- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
「やる気」には少しの背伸びが大切!
2003年に私が配信を開始した
『リーダーへ贈る108通の手紙』
というメールマガジンがあります。
「まぐまぐ」という日本最大の配信スタンドにて
「殿堂入り」を果たしましたので、ほんの少しだけ認められたようです。
と、そんなことを言いながら、
メルマガを始める際には意志決定は鈍り、ぐらぐら揺れ動き、
配信している最中も、何度も挫折しかけました。
そんな自分がモチベーションを維持してこれたのは、
もちろん色々な要素がありますが、
「目標を達成できるかできないかの可能性が半々ぐらい」
だったというのは、理由のひとつだと思います。
「無理かもしれないけれど、がんばれば何とかなる!」
という状態ですね。
さてさて、すでにご存知かもしれませんが、
これは何かをする上での「やる気」に関係する
モチベーション理論の話です。
「アトキンスンの達成動機理論」
を、お聞きになったことがあるかもしれません。
「アトキンスンの達成動機理論」とは、こんなことです。
『「目標へのモチベーションが最大になるのは、
成功、失敗の確率が50対50のとき」とされている。
囲碁、将棋、テニスなどの勝負事で、
最も一生懸命になれる、つまり最もモチベートされるのは、
勝敗率が50対50=互角の相手と対決するときで、
極端に弱い相手に対して、あるいは極端に強い相手に対するときには、
やる気を失いやすい』*1
成功と失敗の確立が50対50。
スポーツや武道など何らかの勝負事に親しんできた方であれば
この理屈は身に染みておわかりになると思います。
つづく・・・
EARTHSHIP CONSULTING
*1『プレジデント』(プレジデント社 2000.7.17号より)