話し合いを諦めた矢先～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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夫からのモラハラ被害を受けている妻の

立場の方が

夫のもとから別居しようと決意したり、

離婚を決意する事。

それはそれは、大変な決意だと思います。

仕事を持つ事を許されなかった専業主婦の方や

幼い子どもを連れての脱出を決意された方。

本当に大きな勇気だったと思います。

「夫の元からの脱出」

この結論に至るまで、どれだけの苦しみと

悲しみと諦めがあったのか。

自分が

「夫からのモラルハラスメント」

という暴力の被害者だと気付くまでは、

散々に夫の機嫌を損なわない様にと家の中で

神経をすり減らし、

何度も話し合いをしようと努力されたと思います。

そうして、何度も何度も話し合い状況の改善を

試みて、

結果、また大きく夫から傷付けられて、

「話し合いはもう無理だ」

「もう、この人（夫）と離れるしかない」

と、話し合いを諦め、夫に対する期待を

手放したのだと思います。

大きな心の痛みと共に。

ところが。。。

妻が話し合いを諦め、夫に対する期待を放棄し

脱出しようと決意した途端、

夫は

「話し合おう」

「ちゃんと話そう」

と言い出すのです。

散々妻から「話し合う気力」を奪っておいて、

自分が「話し合おう」と言った時に妻が話し合いに

応じなければ、そこを責めます。

「俺はちゃんと話し合おうって言ったからな！」

「話し合いをしなかったのはお前のせいだからな！」

後から自分に降りかかる責任から逃げたいが為の

セリフです。

これまでの経験上、妻が

「もう2人きりでは話したくない。

第三者を入れて話し合おう。」

と言うと、それには難色を示します。

「俺達の事なのに、なんで他人にとやかく言われなきゃ

ならないんだ！」

と、第三者を入れての話し合い自体を拒否するタイプも

いますし、

「じゃあ、2人じゃなきゃいいんだろ！」

と言って、

自分の側の親や兄弟、友人などを連れてきて、

まるで

「被害者妻を責める会」

の様な、自称話し合いを行なったモラハラ夫もいました。

モラハラ夫との話し合いは不可能です、といつも

お伝えしています。

話し合いは、対等な立場にいる者同士だから

成立するのです。

既にモラルハラスメントという暴力によって

「支配と隷属」

の関係になってしまったあなたとモラハラ夫が、

対等な立場で話合うことは大変難しいのです。

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