最終面接の選考ポイント - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年04月25日更新

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最終面接の選考ポイント

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人事の種明かし 中途採用
一次面接の選考が終わると、二次面接、場合によっては三次(最終)
面接へと進めるわけですが、感覚としては及第点以上の評価を得ら
れた応募者には、出来る限り最終決定権者(役員等)に会ってもらい、
取りこぼしのないように計らうというのが、人事の姿勢です。

及第点を越えたラインでの選考ポイントは、相性であったり、情熱の
度合いであったり、センスであったり、最終決定権者にゆだねざるを
得ないファジーな要素が多くなってきます。

人を選ぶ、評価するというのは、本当に難しい事です。

もう一つ、この段階で重要になってくるのが、各応募者の入社意志や
希望条件等の確認です。

・他社との兼ね合いは、どうなっているのか。
・入社が決まった場合、いつから出社可能か。
・収入面での条件は、どの程度の幅で考えているのか。  等々。

応募者からも、会社に対し、シビアな質問が投げられます。

・評価制度は、整っているのかどうか。
・福利厚生制度には、どのようなものがあるのか。
・コンプライアンスや情報公開についての考え方は。   等々

やはり、転職が当たり前になってきた昨今でも、いよいよ自分の進む
べき道を決める、ギリギリの段階(最終面接)においては、その短い
時間の中で最終結論を導き出すべく、応募者の方も真剣にぶつかって
こられますから、その思いに応えるべく、人事担当者としても、相当
に神経を消耗する事になります。

結婚と同様に、相思相愛の中で、めでたく入社、という結果にまで
もっていくのは大変ですが、それだけに、最終選考後、内定を出し、
受諾の返事をもらった時には、本当にホッとする思いです。

応募者の方にとっても、転職先が正式に決まった瞬間というのは、
えもいわれぬ喜びが湧きあがってくるものではないでしょうか。

全ての転職活動中の方に、この場を借り、年末の慌ただしい時期では
ありますが、成功を祝し、心からのエールをおくらせていただきます。