- 葉玉 義則
- ニューボイスジャパン株式会社 代表者
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
(1)約束の時間について、どう認識し、対応するのか。
ビジネスモラルとも直結する部分なので、ここは特に重視しています。面接場所の事前確認は取っているのか、遅れた場合の対応はどうなのか、早すぎた場合の対応は、等々。
(2)服装や所作は、的を得たものかどうか。
必ずしも、服装はスーツという事ではないですが、TPOの感覚がズレていないかどうかは、こういう所からも、けっこう窺い知れるものです。
(3)自分の言葉で、話ができるかどうか。
受け売りの言葉や、マニュアル的な受け答えではなく、面接者の意図をとらえた返答が出来るかどうか、などについても、注意深く観察していきます。
また、応募企業について、どの程度、事前研究をやっているのか、などについても、質疑応答の段階で、きめ細かくチェックをしていきます。
主に、こういったポイントについて人事担当者は、面接の緊張を和らげようとジョークを飛ばしたりする一方で、ちょっとした動作や会話にも目を光らせ、査定をしているという次第です。
もちろん、今回ご紹介したポイント以外にも、面接の際には、様々なチェック項目を通し、評価を下していきますが、最終的には、やはり「人となり」の印象が、合否の分かれ目に、大きく影響されるような気がします。