- 前野 稔
- MC PLUS 代表
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
金融機関の住宅ローンの条件で、返済期間は完済時年齢が80歳まで
となっているところがあります。
ということは44歳の人でも、35年返済が組めることになります。
「そんな年になるまでローンを組んだら、いつまで働かないといけないのか?」と不安になりますよね。
現実的に考えても定年退職後もまだ、住宅ローンを返済しなければならないような生活設計では、老後が不安です。
こういった場合は、繰上返済で返済期間を短縮して早めにローンが終わるようにしなければなりません。
よく、当初の住宅ローンの返済期間を短くしたいという方がいますが、当初の返済期間を短く設定してしまうと、
月々の返済額が高くなって、生活に余裕がなくなり、万一収入が減少したときに延滞になるリスクが高くなります。
現在のような低金利の時代は「貯蓄は短期、借り入れは長期」が原則です。
返済期間はできるだけ長期で組んで、毎月の返済額を低めに設定をすること、
そして、家計管理をきっちりして住宅ローンを返済しながら余裕資金を貯めて、
繰上返済で期間短縮をするようにしてください。
そのためには、ライフプランをしっかり立てて、キャッシュフローを確認し、数年ごとにメンテナンスをすることが必要です。
自分で管理する自信のない方は、お近くの専門家にご相談下さい。
このコラムに類似したコラム
住宅購入と資金準備 辻畑 憲男 - ファイナンシャルプランナー(2019/10/20 11:52)
住宅ローンの繰上返済の2タイプの使い方 吉野 充巨 - ファイナンシャルプランナー(2012/03/10 10:00)
マイホームは購入か賃貸か 森 久美子 - ファイナンシャルプランナー(2012/02/24 17:00)
住宅ローンリスクの認識 永野 修 - ファイナンシャルプランナー(2010/11/23 18:24)
後悔しない住宅購入 辻畑 憲男 - ファイナンシャルプランナー(2010/09/11 22:00)