モラハラ夫との距離感～モラルハラスメント

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モラルハラスメント被害　
女性の離婚専門板橋区の女性行政書士　
東京よつ葉法務オフィス
モラハラ行政書士のちえぼぅです

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モラハラ夫は、人間関係において他者と

程よい距離を保つことが出来ません。

自分にとって都合が良い人間は徹底的に利用し、

媚びて気に入られ様と努め、

又は優位に立ちコントロールしようと試み、

自分より格下だと認定した人や、

「ウチ」の人に対しては、徹底的に支配します。

また、自分より優れていて支配が難しいと判断した

人には、

近付か無い様にして競争相手になったり

比べられたりする事を避けます。

モラハラ夫にとって、妻や子どもは当然支配の

対象です。

自分が考えるのと同じように、

妻や子どもにも自分の考えや気持ちがある、

とは思い至りません。

相手との境界を乗り越えて、本来踏み込むべきでは

無い相手の人格や尊厳に関わる部分まで侵略し

コントロールしようとします。

「あなただから持てた長所」

も、

距離感無く支配してくるモラハラ夫に持っていかれ、

夫の手柄とされてしまう事もありますし、

本来は加害者自身が向き合うべき、自己に関する

課題は、

境界を越えてあなたが背負わされるでしょう。

そしてこの傾向は、話が離婚に発展するとさらに

強まります。

たとえ妻が離婚を切り出したとしても、不遜な

モラハラ夫は妻をコントロールするなど簡単な事だと

考えているからです。

そして、

これまでの支配の仕方では足りないのだから、

戻ってきた後はさらに強力な支配をしなくては、と

考えます。

（これは身体的ＤＶにも言える事です）

離婚に至った原因は全て妻のせいで、

むしろ自分の方が被害者だと主張します。

「お前（妻）のここが良くない。」

「お前（妻）の悪い所はここだ！」

と指摘してきますが、妻から見ると

「それってあなた（夫）の事じゃないの？」

と感じるケースも多いです。

いつの間にか、夫の中で妻と自分（夫）が

ない交ぜになってしまっている様に感じます。

モラハラ夫は、子ども達に対しても

距離感なく支配してきます。

子ども達は独立した人格や心、感情を持つことを

許されず、

常に父親（モラハラ夫）のニーズを満たす事を

優先するように、

時には言葉で、時には態度で、時には怒りや

罵りによって、

コントロールされます。

モラハラ夫と一定の距離を保ち、自分の境界線を

守る為には、

第三者の介入が効果的と思います。

少しでも家族の関係性の風通しを良くし、

モラハラ夫が押し付けるタブーや理不尽な要求には

一線を画して対応する。

これがなかなか難しいのですが、

ですが、モラハラ夫と心理的に一定の距離を

保つことは、被害者にとって必要な事です。

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