【書評:再読】「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通… - 営業手法 - 専門家プロファイル

竹内 慎也
ウィル・スキル・アソシエイト株式会社 代表取締役 法人営業コンサルタント
大阪府
営業コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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【書評:再読】「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通…

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こんにちは^^
考動型営業育成トレーナーの竹内です。

今日は先日ご紹介した書評を
再読を経て再度ご紹介します。

その本とはコチラです↓

 
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ 


この本から学べることは、
日本軍の第二次世界大戦における大敗北と
今の日本企業の敗北の共通点を浮き彫りにしている
失敗の本質の入門版で
非常に読みやすく、
気づきが多いと感じました。

例えば下記のように
戦略に関する事に関しては共感できるだけでなく
問題点である事がよくわかる。


・取り組もうとしている戦略の目的が不明確でわかりにくい場合が多くある・部門ごとに縦割りで運営されており、それらをまとめる仕組みもなく、全体のパフォーマンスに影響が出るような対立も起きる・現場の状況を知らない・知ろうともせず、机上の、たいてい無謀な作戦を立ててしまう・既存の戦術が通用しなくなっている状況に遭遇したにもかかわらず、そこから学ぶことができない・「計画の中に「うまくいかなかった場合の計画」が無い


これは日本が、常に、
「同じことの延長戦で勝てる」と思っていることが原因であり、
同書にもあるように、同じ指標ばかり追いかけると敗北するのですね。
ではどうしたらいいかという事も同書から明らかであり、

大局的な戦略とは「目標達成につながる勝利」と「つながらない勝利」を選別し、「目標達成につながる勝利」を選ぶこと
というわけです^^
ちなみに戦後の急速な日本の復興、経済大国を作り上げた事に
対しても下記のように言及されています。

戦後経済で躍進した日本企業のイノベーションは意図せぬ発見であり、現在の閉塞感は、イノベーションに必要な相手の指標を見抜く必要性をこれまで日本人が明確に理解していなかったからです。
つまり、偶然の産物の要素もあるという事ですね。

私が同書で最も参考にしないといけないと思った点は
下記の3つのステップでした。
イノベーションに関することです・

イノベーションを創造する3つのステップステップ1 戦場の勝敗を支配している「既存の指標」を発見するステップ2 敵が使いこなしている指標を「無効化」するステップ3 支配的だった指標を凌駕する「新たな指標」で戦う

次は原著を読んでみよう^^

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ 

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