忘れ物が多い人  集中タイプと気配りタイプのバランス - 各種の人事労務・組織 - 専門家プロファイル

渋田 貴正
株式会社アントレプライト 代表取締役 中小企業アドバイザー
東京都
組織コンサルタント

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対象:人事労務・組織

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忘れ物が多い人  集中タイプと気配りタイプのバランス

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私は昔からよく忘れ物をします。

一度小学校にランドセルを忘れたことがあります。
また、大学受験の時は腕時計を忘れました。試験会場には時計がないので必ず持参と言われていたにもかかわらず、ホテルに忘れました。(そのときは、会場に来ていた高校の先生に、近くのコンビニまで走って買いに行っていただきました。あの日を救ってくれた先生には感謝です!もうその時計は動いていませんが宝物です。)

忘れ物にはいつも気を付けているのですが、なかなか治りません。気を付けるといっても、本当に注意しているだけで特に何の対応も取っていませんでしたが。
とはいえ、さすがに最近では限界が来て、ようやく手帳にタイムスケジュールをつけ始めました。

どうしてこんなに忘れ物をしてしまうのだろうかと考えてみて、ようやく自分なりに答えを導きました。

「一つのことに気をとられすぎる」なのではないかと思います。
受験では、ほぼ受からないくらいの成績だったので、試験内容が気になって仕方がありませんでした。その結果、肝心の時計を忘れてしまいました。

今でもたまにほかのことに気を取られすぎて、肝心なものを忘れます。
何か気になる仕事があって早くオフィスに行きたいと思っているときほど、鍵を忘れて入れない。
はやく家に帰りたいと思っているときほど、オフィスに家の鍵を忘れて入れない。
なんておっちょこちょいなんだと思いますが、これはもう気をつけても治らないと観念しました。

しかし、ひとたび夢中になれば、その対象に対してはとことんこだわります。忘れ物はその代償なのかと納得させています。
こういった人には、細かいことに気配りできるパートナーがいると非常に強いコンビネーションを生み出せます。

たとえば、集中タイプの人が新しいサービスを考えて、お客様に選んでいただけたとします。しかしこの人はサービスの内容で頭がいっぱいで、たとえばお客様の代金支払い、納品のプロセスなんてほとんど考えていません。
そういったところをフォローできる気配りタイプがいれば、この人はさらにその強みに注力できます。気配りタイプも、細かいプロセスの構築といったところで強みを発揮できます。

組織とは、そうした人の有機的な結びつきで、現状の働きの単純な足し算以上の効果を発揮できる場なのだと改めて感じる今日この頃です。

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