疲れを感じやすい方へ(2) - 神経過敏・緊張 - 専門家プロファイル

早川 友樹
漢方薬誠心堂 自由が丘店 店長
東京都
薬剤師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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疲れを感じやすい方へ(2)

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  1. 心と体・医療健康
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「自律神経失調状態」とはどういう状態でしょうか?

自律神経失調症と診断されたという患者さんもよく見かけます。


人間の体には、意識せずとも自然に外の環境の変化に対応していく機能が備わっています。

これを「ホメオスタシス」と医学的には呼びます。日本語では「恒常性の維持」などと訳されます。

この機能によって、例えば外が寒かったり暑かったりしても体温をほぼ一定に保つことができます。


ホメオスタシスには自律神経系、内分泌系(ホルモン系)、免疫系が関わっていて、

「ホメオスタシスの三角形」とも呼ばれます。


厳密にはこの自律神経系の乱れのみを「自律神経失調症」とします。

ただ、自律神経という言葉が一般的になってきており、

自律神経系、ホルモン系、免疫系(=ホメオスタシスの三角形)の乱れを

ひっくるめて自律神経の乱れということも増えてきました。


医師に診断されてしまうとなにかすごく重い病気のように感じてしまいますが、

このホメオスタシスが乱れた状態を指しています。



さて、この3つの部署が連携して仕事をして、「体を一定の状態に保つ」という業務を行なっています。

まだ必要不可欠な存在ができていません。ボスの存在です。

もう一段階上から管理する存在が必要です。

人間の体でのボス、それはどこか?「脳」です。


次回はホメオスタシスの上司としての「脳」について簡単にお伝えしたいと思います。




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