当時の上司がこのニュースを知って、傷病欠勤でつないで育児休業法の適用を受けるように整えてくれました。この恩返しとして顔を立てるくらいの期間勤めてから家庭に入ろう、という思えば軽い動機でした、ワーキングマザーなんて。
多くの方が育児休業についてあれこれ迷っているようです。
復帰の日には片言話すようになった子どもがかわいくなって、離れるのがつらくなって、ああ会社が突然廃業すればいいのに、なんて不埒なことも考えていました。3回ともです。
どんなふうに戻るのか、保育園に預けるのか、環境はどう整えるか、タイムマネジメントはどうするか・・・などなど働きつつ子育てすることを引き受けた人は、たくさん決心することがあります。当然、配偶者のいる人は、ふたりでそれを考えます。
あの時の私に、今の私がいてくれたら、と思います。ここでも。
このあたりから、急速にキャリア人生を大真面目に、見つめることになる転機でもあります。もちろん、ここで家に入ることを選択する人もいる。これもそれなりにたいへんな変化です。価値観のモデルチェンジが必要ですから。
このコラムの執筆専門家
- 藤田 潮
- (パーソナルコーチ)
- and Cs 代表
「傾聴力」が高まった職場では、組織の実力が劇的に変わります
「正しく聴ける力=傾聴力」を高めることにより、コミュニケーション能力が向上し、人間関係において、望ましい関係を構築することができます。コーチングの手法を用いた「人を伸ばす」研修により、個人の成長と企業の成長を支援しています。
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