- 鈴木 将樹
- 英語総合即戦学校
- 英語講師
対象:英語
英語力が大事だ、必要だ、これからは英語の時代だと言われてだいぶ経つように思います。
ただ、最近までは、必要だと叫ばれている割には、英語ができないからといって就職ができない、というような状況ではなかったと思います。これは、一つには、日本の会社に元気があった、ということが言えるかと思います。日本と言えば、品質の高い製品を作る国として、世界に有名な経済大国であり、電化製品や車など世界に誇れるものがたくさんありました。
今でも、それは変わっていないと思いますが、中国や新興国の勢い、グローバル化の流れの中で、徐々に日本国内だけでは、ビジネスが成り立たず、国内市場が飽和しつつある、そんな時代になってきているように思います。日本経済の停滞も大きいでしょう。停滞というよりどうにも飽和という言葉が似合うようなそんな気もします。
そこへもってきて、震災の被害がありました。実際の被害だけではなく、日本という国自体が抱える地理的リスクについて、改めて思い知らされた企業も多いかと思います。リスクマネージメントの一環として、一部の工場を海外に移したり、という動きが出てくるのもうなずけます。
このような企業のグローバル化は、これからも起こっていくことでしょう。
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