- うえた さより
- 株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
お店の見た目でターゲットも決まると思ったエピソード
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私がセミナーの冒頭で、
「今日、みなさんは私を見ていろいろと思ったに違いありません。視覚からいろんな情報が入ってきました。」と言っています。
人も外見で決まると言われるように、お店も同じことがいえます。
え〜そんなこと聞いても、売上げには関係ないしな〜。
男性のあなたが真剣にこれから、良質の女性のお客さま、セレブの方々を増やそうと思っているなら、ぜひ聞いてください。こんな珍現象だって起こるのです。
あるスーパーの見学をさせていただいたことがあるのです。こちらの会社は何十店舗とスーパーを抱えています。お手頃な価格と品揃えが大きな強み。地元のお客さまのニーズを上手に取り入れながら、それぞれの店舗の店長さんが頑張っています。
同じ会社のA店は初期の頃の店舗のまま。外観も10年以上たっています。お店の中はきちんと掃除をされて、きれいですが、商品陳列の什器は昔のものをそのまま利用されています。
それに、比べて最新のお店であるB店は親しみを感じる雰囲気ですが、今風のスタイリッシュな外観。店内の什器やおしゃれな感じが外観とピタリとあってバランスのとれたお店です。
このA店とB店、1kmも離れていないところにあります。
そして、実は商品展開は同じ、商品の価格も全く同じだそうです。でも、明らかにちがったのが、
客層。
「こんなこともあるんですよね。売る側は笑ってしまいます。」
とこちらのマネージャーさんは語ります。A店には、軽自動車でやってこられる方が多い、スカートをはいている方は少ない・・・おしゃれというよりも普段着で来られる方が多いそうです。
一方、B店は主婦といえども、乗っている車が普通車、高級車で来られる方もいるそうです。スカートもはいている方もいるし、なんとなくファッション紙に載っているくらいのきれいな女性をみかけることもしばしば。
外観1つ、見た目の雰囲気だけで、こんなに変わるというのがわかっていただけたでしょうか?
こんな話を聞いたことがありませんか?
私も先輩から言われたのが
「ある程度になれば、自分のステータスを高める上でも身の回りのものや車や靴、バッグ、身につけるものに気をつけなさいよ。」
コンサルタントという職業上、良質なお客さまに恵まれなければなりません。また、そういう方たちとおつきあいしたほうがいいですよね。
自分の身の回りから変えていきました。そんなに稼げない時もありましたが、大物の方に声をかけてくださったり・・・。これまでの自分にはとうていおつきあいさせていただけない方々から、仕事をいただけるまでになりましたね。
「あ、金持ちしか相手にしないんだ。」
そういうことではなく、自分にとって、仕事がスムーズに進むお客さまとのおつきあいができるようになったわけです。
あなたも、自分のファンになってくれる女性客、またいろんな方々をご紹介してくださる女性のお客さまが欲しいでしょ?
そんないい女性のお客さまのイメージができたなら、ぜひ、お店の雰囲気も変えなければなりませんよね。そんな良質の女性客がすっと入ってくれるような。
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