- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:人材育成
自信を抱かせる」【inspire confidence】(3)
なぜなら・・・河の流れのように、
「自信がない状態もいつかは
自信がある状態へと変化させることができる」
からです。
そして、マートン氏の定義をもう一度見てみると、
『なんとかうまくやれそうだと思える感じ』
の、最後、「思える感じ」という点にくどさを感じつつ、
それが、
『「自信」とは、あくまで「主観的」なもの』
つまり・・・
「自分がどう感じているかが、大切なのだ」
ということを理解させてくれます。
まとめると・・・、
■「自信」は「主観的」であり「流動的」。
ですので、前コラムで書いた通り、
★「自己評価」
が大事になってきます。
「自己評価」と「自信」はループ構造
ここで「自己評価」という言葉について考えてみたいと思います。
この言葉をぱっと見て、「自己評価」を高めるためには、
「自信」が大切なのでは?
と、思われた方もいると思います。
「自己評価」が高いと「自信がつく」のはわかるけど、
自分に「自信」があってこそ「自己評価」が高まるのでは?
よく言う「卵が先かニワトリが先か」の議論ですね。
確かにおっしゃる通りで、そうだと思います。
つまり「自信」と「自己評価」は、
ぐるぐる回る「ループ構造」になっていると思います。
そこで、一度、「自己評価」について少し細かく
見ていきたいと思います。
そのためには『自己評価の心理学』(紀伊国屋書店)*1という
最良のテキストがあるので、参考にします。
「自己評価」は「自分自身に対する自分自身の評価」ですが、
では、「自己評価」を高める要素というのは何なのでしょうか?
つづく>>>
by EARTHSHIP CONSULTING
*1『自己評価の心理学』(著 クリストフ・アンドレ&フランソワ・ルロール 紀伊国屋書店)