ポートフォリオ例と予想利回り - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

土井 健司
土井経営研究所 代表
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月26日更新

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ポートフォリオ例と予想利回り

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ライフプランと資産運用 ポートフォリオとは
ポートフォリオ(例)

税引後の予想利回りを国内債券1.5%、国内株式8.0%、外国株式10.0%、外国債券6.5%とした場合

資産       安定型資産          積極型資産
資産クラス    国内債券・預貯金      国内株式  外国株式  外国債券
合計100%    60%             10%     10%    20%
予想利回り     1.5%            8.0%    10.0%  6.5%

ポートフォリオの基本的な組合せを決めた後は、ポートフォリオ全体の予想利回りを計算します。この計算方法は、各資産の予想利回りに配分比率をかけて、それぞれを合計した数値となります。このケースでの全体の予想利回り(税引後)は4.0%となります。

予想利回り(税引後)
=(1.5%×0.6)+(8.0%×0.1)+(10.0%×0.1)+(6.5%×0.2)
=0.9+0.8+1.0+1.3=4.0%
*上記の計算にあたり、60%は「0.6」、10%は「0.1」、20%は「0.2」としています。

実際の各資産の予想利回りは、日本債券であれば国債など、日本株式であれば日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの過去の騰落率など、外国株式や外国債券などであれば市場の平均値を表している各指数の数値を利用するといいでしょう。投資信託であれば過去の騰落率を参考にしましょう。ただし、過去の数値はあくまでも過去のものであり、将来を保証するものではありませんので注意しましょう。