
- 小宮 伸広
- brainchild-CareerConsultancy 代表
- 東京都
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
就活に限らず、仕事全般・・・しいては生き方全般にも言える事です。
S:成功
M:モチベーション
K:行動
この頭文字をとったのが『SMKサイクル』です。
勝手に僕が命名しました(笑)
さて、就職活動を始めてみると
誰もがぶつかるのはモチベーション管理の難しさです。
これは就職活動に限らず、社会人になると日々の仕事・生活においても同様です。
1:モチベーションが高ければ行動力も増え、その行動の質も高めている事が出来き、結果的に成功に繋がります。
2:モチベーションが下がると行動力は減り、その行動の質も低下していき、結果的に成功から離れるでしょう。
モチベーション管理が成功の秘訣とも言えます。
就活の最終的な目標は「あなたに適した企業から内定を得る事」ですね。
(実際には、その入社後のキャリアへと繋がるのですが・・・ここでは一旦の区切りとして内定をゴールと設定)
その企業だけを受けて内定をもらえればある意味で理想ですが、
実際にはそのような事はありえませんし、
1社しか説明会参加もエントリーもしないという事は、
そもそもその企業があなたにとって適した企業なのか?という事自体が疑問になります。
そのような現実的な問題を考えていきますと、
複数の企業にエントリーしていきながら、
自分探し・適職探しをしていく事になるのですが、短期間で複数の成功・失敗を繰り返す事になります。
それでもチャレンジを繰り返し、ゴールまでたどり着かなくてはなりません。
その上で自分がどのような状態にあるのか?という事をぜひ客観的かつ冷静に分析する事も
忘れない様にしておきましょう。
その為のSMKサイクルの解説です。
簡単に言えば、
「成功(S)」の為には「行動(K)」の量・質が高くある事が理想です。
「行動(K)」の量・質を高めるには「モチベーション(M)」が高くありたいものです。
「モチベーション(M)」を高く保つ為には、小さくてもいいので、「成功(S)」を得る事です。
この様にSMKは相互関係を持っており、
良いサイクルが出来れば、よりよく回り・・・
一旦、負のサイクルに入るとなかなか抜け出せないという怖いものです。
いかに良いサイクルを作り上げていくか?
このポイントになるのは「成功(S)」と言えます。
ついつい、この「成功(S)」を高いところに設定してしまいがちです。
『目標は高く』という言葉もありますが、これはあくまでも『(最終)目標は高く』という事です。
その『(最終)目標』へたどり着く為には小さな目標=『成功(S)』の達成による
SMKサイクルの循環が必要です。
身近な『成功(S)』を設定し、一個一個をクリアーしていく事を覚えておきましょう。
最初の『成功(S)』は「ある企業の説明会に参加出来た」というレベルでも構いません。
それが出来たら、自分をほめてあげましょう。
テンションが上がります(=モチベーションが高まります)
テンションを上げたら、次にもまた説明会に参加する気持ちにもなるでしょう。
とりあえずエントリーしてみよう!エントリーするなら、企業を調べてみよう!
そんな風に、行動に繋がっていくでしょう。
必ずしも全ての行動が最終目標までつながっているとは限りませんが、
行動の量・質が高まっていけば、そのうちの1本くらいは最終目標へ繋がる可能性も高まりますね。
意に反する無駄は極力省いていただく必要はあると思いますが、
最終目標に繋がる小さな『成功(S)』設定を繰り返す事が出来れば、
一見無駄な事もそれは全てあなたの糧となると思っています。
ぜひこのSMKサイクルを意識しながら、良いサイクルを保って就活に望んでみてください。
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