子どもの反発を小さくしながらうまくルールを守らせる方法!
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パーソナルコーチの臼井です。
実家に帰った時、久しぶりに二階に上がってみると、私たち兄弟の壁
一面のラクガキの跡が目に飛び込んできました。
う~ん懐かしい。
でもこの落書き、叱られたことが無いんです。
我が家では、父と母が機転を利かせて、家を建て替える際に二階の
子供部屋だけに塗り絵のような動物柄の壁紙にしました。
父:よ~し、このペンで好きなだけ塗り絵していいよ!
シールも貼っていいし、友達が来たらサイン書いてもらったらどう?
といって、当時発売したばかりのペイントマーカーという細字の油性
ペンを全色用意してくれました。
自分たちも塗り絵をし、絵を書き、友達のサインをもらいました。
ちょー楽しい!
普通は怒られるであろうラクガキが自由にできる空間だったのです。
友達を読んでみんなでラクガキをし、家庭訪問で家に来た先生にもサ
インしてもらいました。
今でも大切な宝物です。
もちろん、どこでもラクガキしていいわけではありません。
父:この部屋以外にラクガキは禁止!シールもだめだよ。
と一言注意事項を伝えられ、私たち兄弟は約束しました。
今、考えると、家じゅう全部のラクガキを禁止するのではなく、部分的に
ラクガキしていいエリアをつくることで、結果として別な部分のラクガキ
はなくなり、シールを貼ることもなかったように思います!
頭からダメ!禁止!と言わず、「ここだったらいいよ」など、適度に発散
させてあげることで、私たちも大きな反発もなくルールを守ったような気
がしています。
是非、みなさんの子育てにも「ここならいいよ」「これならいいよ」「ここま
ではいいよ」を取り入れてうまくルールを守ってもらってはいかがでしょうか。
今日の一言
制限だけでは子どもは反発!「限定」をつけてルールを守らせよう!
みなさんの子育てにはどんな応用ができますか?
部屋の中での遊び方、おやつの食べ過ぎ、ゲームの時間を守らない時
などなど、いろいろな応用が考えられますね!是非工夫してみてください。
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