- 松本 敏樹
- そあら鍼灸院 院長
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
鍼に通ってから「生理痛がすごく楽になりました」と仰っていただくことがよくあります。
そもそも何故生理痛が起きるのか、現代医学的な原因を書きたいと思います。
原因
1、 子宮口がまだ成熟していない
10代や20代前半の方は子宮頚管がまだ狭くて硬いためです。
2、 子宮の収縮
月経時、子宮が収縮することで、月経血を外へ排出します。
その時に子宮内膜からプロスタグランジンという発痛物質が出てくるためです。
3、 冷えなどで血流が悪い
生活習慣のため無意識な方も多いのですが、冷えているとひどくなることがあります。
4、 心理的な問題
自律神経の乱れなどが関与している場合。
5、 子宮や卵巣の問題
子宮内膜症や子宮筋腫がある場合は生理が重いことがあります。それに伴って出血量が多かったり、貧血。だんだん悪化している場合などは要注意です。
患者さんの中には2~5が多いのですが、2~4はばっちり得意分野です。
鍼で楽になる方は、原因がこれに該当するからという場合がほとんどです。
5は、まずは一度病院で診てもらうとよいでしょう。
生理とはこういうものだからしょうがない、と鎮痛剤などで耐えしのぐ方もおりますから。
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