- 岡野あつこ
- 株式会社カラットクラブ 代表取締役
- 東京都
- 離婚アドバイザー
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
女性の再婚のベストなタイミングはいつ?
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「出産のリミット」を考えた再婚計画を
「再婚をしたい気持ちはあるけれど、いいタイミングはいつ?」そんな質問を、交際しているお相手がいる人はもちろん、そうでない人からも聞かれることがあります。ケースバイケースと言ってしまえば、それまでですが、女性の場合、考えなくてはならない問題があります。それが「出産のリミット」です。
一般的に、出産をするなら早ければ早いほうがいい、といわれています。出産時の負担だけでなく、その後の子育てにも体力がないと自分自身がつらくなる可能性もあるからです。
また、夫となる男性の年令も関わってきます。たとえば、50歳で再婚すれば、子どもが成人を迎えるときは70歳。だとしたら、定年退職後も学生を養っていくための準備が必要になりますよね。
平均再婚年令は、夫44.3歳、妻41.1歳
ところで、世間一般の再婚の年令はどうなっているのでしょうか?
夫婦ともに再婚の場合、それぞれの平均年令は、夫が44.3歳、妻が41.1歳、というのが厚生労働省の最新データです。繰り返しになりますが、女性の場合はやはり出産ができるギリギリの年令というのがひとつのポイントになっているような気がします。
「出産希望年令-4年」が離婚適齢期
私自身も、離婚のカウンセリングの際には「出産のリミットや出産希望年令から逆算して離婚しなさい」と言うこともあります。
具体的には、「出産希望年令-4年」が離婚適齢期だと提案しています。マイナス4年をすすめる理由には、このようなことがあげられます。
・離婚から新しい出会いまで1年
・出会ってから交際期間に1年
・再婚から妊娠まで1年
・妊娠から出産まで1年
つまり、今、結婚している人は、離婚から出産まで順調に進めても4年はかかるというわけなのです。
とはいえ、出産のリミットを気にしすぎるあまり、焦ってはいけません。生まれてくる子どもの将来を考えるのはもちろん、「再婚は、自分が幸せになるためのもの」と考えることが基本です。
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