- 大塚 泰子
- 有限会社ノアノア空間工房 代表取締役
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
私が設計する上で特に気をつけることがあります。
それは扉をあけて真っ先に何が見えるか?ということ。
扉を開ける瞬間っていつもわくわくどきどきします。
要するに扉を開けたときに目に飛び込んでくるものでその時の感情は大きく変化します。
こちらの玄関扉はその心理をよくよく考えて作られました。
帰宅してあけたとき見えるのは、大きな備え付けの本棚と遠くには子供室のピンク色の壁。
愛らしいピンクは家族の愛を感じとることができるでしょう。
反対に外出するときに扉をあけると大きなヤマボウシ。ヤマボウシは落葉樹なので季節を感じ取れます。
このように扉を開けたときに真っ先に何が見えるか、どんな雰囲気か、
ということを考えて設計することがとても大切だと思います。
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