- うえた さより
- 株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
最近、打ち合わせやお店などをのぞかせていただく機会が増えました。その時に感じたことがあります。
少し前、3年前くらいなら、自社を誇示したようなブランドを展開して売るようなスタイルが多かったでしょう。それはまさに
「ほれ、これ、すごいでしょ?」
というようなノリ。うちは、何百年も続く老舗の商品。これがスタンダードなんです。というサービスや商品が多かったと思います。それが、リーマンショック以降、さらに大震災以降から、売る側もスタイルを変えないと売れないということがわかってきました。
例えば、テナントで入っているショップだとしても、目の前を歩いている客層。お客さまにあわせた商品を並べないと、とても売れないということなんです。つまり、本社や本部の統括する基本のスタイルから、そのショップやお店用にカスタマイズしなければ、お客はどんどん減っていくということです。
より一層のマーケティングプランが必要だということですよね。
また、そのお店の役割も、リーマンショック以降から変わってきていると思います。あなた様のお店はどうでしょうか?お客さまが何を求めて買っているのか、わかるでしょうか?
・あなた様のお店の商標やブランド
・ともかく、「安い」からいい
・自分のフィーリングにピタリとあう。
おそらく、商標やブランドには、あまりこだわっていないのが今の消費者ではないでしょうか。かつては、お歳暮もお中元もデパートの包装があるのがいいとされてきた時代もありました。今では、私もそうですが、インターネットで、面白いユニークなお歳暮やお中元をお送りしているくらいですからね。
「安価」商品が安いというのは、当たり前の時代になってきています。しかし、個人商店では低価格で闘うほどの体力がないでしょう。
となると、お客さまをじっくりと観察し、何を必要としているのか「ニーズ」をもう一度見直す必要もあります。ライフスタイルの多様化で、大きな箱ものが売れないのなら、小分けの包装にしたり・・・。ビールやお酒も「おひとりさま」用のサイズを作ったりしています。(これが、けっこう売れるんですって。ちょっとご褒美と「うち飲み」される消費者がいるようです。)
店頭に飾ったり、ショーケースに並べるのも、「色」を意識してきれいな色の商品を並べるだけでも、女性のお客さまなら
「わ〜きれい。」
と思いながら、近寄って覗いてくれるはずです。
何はともあれ、まずは、あなた様のお店の前を歩いているお客さまをうまく取り込む必要があります。まずは、そこからです。
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