- うえた さより
- 株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
「うえたさんの著書を拝読いたしました。それから、セミナーも。よかったです。」
ありがとうございます。私の話を聞いていて、みなさん思いあたるご友人や知人のお店や会社を連想されているようですね。こちらの方もそうでした。
「知り合いの店がまさにそうなんです。うえたさんの言うとおり、店を改装していないし、以前潰れたお店のまま使用しているんです。何屋かわからない。しかも、お店に入りづらい・・・。妙に交通量が多すぎて、クルマの出し入れがしづらいところなんです。男性も苦手ですよ、あんなところは。うえたさんの著書にもありましたね。心理的に避けていく傾向が高いって、本当にそうなんです。」
さらに続けられます。
「半径500メートル圏内の方々は、比較的ご高齢の方が多く、外食をする習慣がないんです。これから、その方々にそういう外食の文化を作るのも、時間ばかりがかかってしまいますよね。」
オーナーであるご本人は、地域のイベントで人を集めるのが得意だそうです。けれども、いざ自分のお店になると・・・アレレレレ・・・の状態が続いているそうです。
いろいろと販促物に工夫をされていて、アイデアマンということも聞きました。
マーケティングの本などには、商圏3キロがだいたいそうですが、とてもじゃないけど素人になると、3キロは歩けません。半径500メートルも歩いてみてください。けっこう、歩きますし、いろいろ気付くこともあります。
それから、上記のようにいざ開店するとご高齢の方が多く住んでいた、というのも後になってからわかるというもの。最初に構想したターゲットとは全然異なっていたと思います。
開店して5年以上たち、リニューアルの時に半ばしらみつぶしのように、半径500メートル圏内の方々にごあいさつに回った会社がありました。驚くことに、そんなお店があるなんて知らなかった・・・という住民の方々が3割ちかくありました。
遠くからわざわざやってくる・・・追いかけるよりも、やはり地域に密着した地元の方。これからは、少しご近所に住むご高齢の方々の生活習慣に耳を傾け、「ニーズ」を生み出していくことが得策だといえますね。
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