
- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:老後・セカンドライフ
前回ご紹介した介護保険の第1号保険者は、平成22年11月末現在2,907万人とされています(厚生労働省介護保険事業状況報告の概要 平成22年11月暫定版より)
介護保険が導入された平成12年度末では2,242.2万人でしたので、10年間で約6,60万人増加しています。いかに凄まじい勢いで高齢化が進んだのかが解ります。読者の皆様が65歳に達するのはいつでしょうか。私は今年66歳を迎えました。
そして、要介護(要支援)の認定者は501..8万人。第1号被保険者一人当たり要介護者(要支援)認定者の割合は全国平均で17.3%になっています。
老後の生活設計を作成される際には、20%の方が介護・介助サービスを受けることとしてお考えください。当然歳を重ねていけば、受給される方の割合も増加します。
割合の少ないトップ5は、
1位 埼玉県、2位 千葉県、3位 茨城県、4位 愛知県、5位静岡県です。一見して産業が伸びている県が上位に並んでいると思います。
一方、割合が高い県のトップ5は
1位 長崎県、2位 徳島県、3位 和歌山県、4位 愛媛県、5位 島根県の順です。西日本の各県が並んでいます。
平成12年度末から平成20年度末に至る認定者数の推移を掲載します。色分けは要支援1から要介護5迄の階層別です。平成20年には要介護5の方か51.3万人いらっしゃいます。
グラフの出典は労政労働省介護保険事業状況報告平成20年度より
文責
ファイナンシャル・プランナー
日本FP協会認定CFP® 吉野充巨
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