探偵業界の問題点 その2~「探偵社の選び方」~ - 各種の対対象者別研修 - 専門家プロファイル

松本 耕二
株式会社アイ・コンサルティング 代表取締役
北海道
研修講師

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松本 耕二
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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探偵業界の問題点 その2~「探偵社の選び方」~

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探偵業界の問題点

先日、東京都で開催された(社)日本調査業協会主催の消費者セミナーにて講演を行ってまいりました。今回は、その講演のなかで触れた部分についてお話したいと思います。

探偵社や興信所に関連するホームページを見ると、「探偵社の選び方」「興信所の選び方」などのコンテンツを設けているところが少なくありません。

おそらく、最初に「探偵社の選び方」に関する情報を発信された方は、質の低い業者による広告表示の方法など探偵業界特有の問題点に危機感を募らせ、消費者のために誠実な想いで始めたものと思われます。

しかし、最近では数多くの業者が、事業者として自ら「探偵社の選び方」について発信し続けています。このことは、業界全体が「探偵社の選び方」を語らなければならないほど、業界の質は低いということを、社会に向けてアピールしているようなものです。

このままでは、一般社会からみる探偵業界のイメージの改善を図ることは、まず不可能であると私は考えます。事業者は、自ら「探偵社の選び方」について語ることなく、これまでに積み上げた信頼と実績に基づいて「選ばれる探偵社」になるべきではないでしょうか。

 

一方で、消費者の方にも注意が必要です。というのは、協会に寄せられた苦情相談の精査のため、苦情の対象となった業者のホームページをみることが何度かあったのですが、そのなかには「探偵社の選び方」について丁寧に教えている業者も複数ありました。

そこで、消費者の方が興信所・探偵社をホームページから探す場合は、「探偵社の選び方」というコンテンツは気にせずに、まず以下3点をチェックすることをおすすめします。

 

1.主観的にみて大げさな広告表示がないこと
2.事業所の所在地が明示されていること
3.代表者の氏名が明示されていること

 

実際のところ、正しい「探偵社の選び方」とは、業界に携わる人とのコネクションなどがないかぎり、匿名で複数の事業者に相談したうえで、その対応や機材・報告書の質、料金等を総合的に比較・検討するほかありません。

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