商業出版をするメリット - 新規顧客開拓 - 専門家プロファイル

前川 あゆ
株式会社Shuka Berry 代表取締役
大阪府
営業コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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商業出版をするメリット

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出版ノウハウ

あなたは「出版したい」と考えたことがありますか?

私は、7年前から起業家や経営者のブランディング支援をしており、「商業出版したい」と相談して来られる方がすごく多かったのです。当時は出版に関して何の情報もコネも持っていなかったので、徹底的なリサーチを始めました。


ビジネス書の出版社は東京に集中しています。
つまり地方である関西では出版できる可能性はとても低いものでした。
そこで、まず東京の出版セミナーに通い、著者、編集者、出版社との繋がりをつくっていったのです。出版企画書を出版社に直接送るという手もありますが、無名の一般人が著者として採用される可能性は限りなくゼロに近いと言われています。自分で費用を負担する自費出版なら別です。


200万ほどあれば出版は可能でしょう。
ただ、書店ではほぼ売れません。
それは、自費出版は出版社にとっては商業出版と思い入れも力の入れ方も全く違うからです。初版も少ないし、書店においてもらっても1冊程度。商業出版のように、出版社が書店や媒体にプロモーションしてくれることもないでしょう。自費出版は自分で売るしかないのです。


ご自身が納得してパンフレットのような位置づけなら良いですが、それでしたら小冊子でも十分だと思いますので、私はおすすめしません。また、まれに一冊目は自費出版で自分で1万部以上売って実績をつくるという方もおられますが、そのくらいのチカラがある方なら、はじめから商業出版をねらえる方だと思います。


「商業出版」とは、印税をいただく出版です。
それだけに、出版社は無名の人に社運を託していると言っても過言ではないと私は感じています。
だからこそ、何もこの業界のことを知らずにアプローチしたり、ただ待っているだけでは何も変化は起きません。



この3年で私の知人で商業出版デビューしたした人は、現在執筆中の方も含めて28名もいます。
その全ての人に「出版のきっかけ」を聞いてみたところ、3人を除く25名が自ら積極的に出版のアクションを起こしていました。出版セミナーに行く、出版コンサルタントや出版プロデューサーに相談する、出版企画書を書いて応募する、著者や編集者に相談するなどです。しかも何回も何年もにわたりあらゆるアクションを起こしている人も複数いました。
3名ももちろん「出版できる」要素があったからです。そのひとつとして、ブログを書いている、セミナーを開催しているということはかなりプラスの要素です。


ブログはその人がどんな文章を書くのかということがわかります。根気よく書き続けているのかというのもわかります。そしてセミナーは、本が売れるからです。商業出版で出版社が売るとはいえ、逆の立場で考えてみると、やはり本の販売が見込める人、協力的な人のほうが好まれます。だからセミナー講師やメルマガやコミュニティなどファンがたくさんいる人だと売れる要素が高いのでプラス評価になります。


でも、大事なのはただ動いていれば決まるというものではありません。
また、コンサルに高い費用をかけたからと言って出版が保証されるわけでもありません。
大事なのは、出版とは何かを知ること。
そして、それをしっかり意識した上で、出版に向けての具体的な行動を起こすことです。
私を含めて実際に出版できた人は、自分から学んで行動した人なんです。


私は自分自身が出版を実現したことで、一冊目の出版を決して間違ってはいけないことを痛感しました。
どの出版社からどのような内容で出版するのかということは、今後のビジネスや人生を左右するほどとても大事なことです。
出版は「ゴール」ではなくて「スタート」なんです!


そのことを十分理解し、ビジネスに関連する内容であれば、販促・プロモーション、そしてブランディングという意味でも本を出すことのメリットは大変大きいでしょう。全国の書店にあなたの本が並ぶのですから。




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