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対象:家計・ライフプラン
年金支給開始年齢の引き上げ議論が、いよいよ本格的に始まりました。
『「68歳から」案も 厚労省が改革3案提示』(asahi.comより)
まだ、案が提示された段階なので
今後国会でどのような話し合いが行われるのか、
そして実際にどのように実行されるかは、全く分かりません。
けれども、改革をしなくてはならない理由として、
「超少子高齢社会で、国の財政が逼迫している」点が挙げられていますので、
将来、何かしらの支給削減が行われるのは確実だと思います。
もしも、年金がもらえる年齢が、予定よりも遅くなったら・・・
その分貯蓄を増やすか、働く期間を延ばすなどで収入を増やすか、
何かしら対策を講じなくてはなりません。
(働く期間を延ばす人のために、在職老齢年金については緩和案も出ています)
老後が不安、という人が多いけれども、
実際にライフプランを作って計画を立てている人の割合は
まだまだ多くありません。
漠然と不安を抱えて、ただただ節約するのではなく、
ぜひライフプランを立ててみることをお勧めします。
また、ライフプランを作ったことがある、という方は、
将来の収入予測を厳しめに設定していることが多いのですが、
この機会に、「年金支給開始年齢を遅らせたパターン」
も作ってみるのも良いと思います。
こちらのコラムも、よろしければご覧ください
All Aboutマネー
「2011年以降の家計を占う、本当は怖い日本のお金の話」
「いくら貰えるの!?共働き夫婦の年金」
ご参考になれば幸いです☆
FPオフィス Life & Financial Clinic
平野直子
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