ライフプランの立て方(その4) - ライフプラン・生涯設計 - 専門家プロファイル

栗本 大介
株式会社エフピーオアシス 代表取締役
ファイナンシャルプランナー

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対象:家計・ライフプラン

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閲覧数順 2024年05月08日更新

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ライフプランの立て方(その4)

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  1. マネー
  2. 家計・ライフプラン
  3. ライフプラン・生涯設計
ライフプランの具体的な考え方
では次に収入項目を考えてみましょう。

収入は文字通り「家計に入ってくるお金」ですから、お給料はもちろん、年金や家賃収入なんかも含まれます。これらの継続的な収入とともに、学資保険や養老保険に加入していると決まった時期に保険金を受取ることができますので、これもその時期の収入として記入していくわけです。退職金などもそうですよね。収入ごとに項目を分ける方がわかりやすいでしょう。

この時に大事なのは「収入は額面金額ではなく手取額で考える」ということです。例えば、年収600万円の人がいたとしても、そのすべてが手元に入ってくるわけではないですよね。具体的には、所得税や住民税などの税金と年金や健康保険などの社会保険料というものがかかってきます。会社からお給料を受取っている人は、予めこれらのお金は差引かれているのです。こうして、表面的な収入から税金や社会保険料など必ずかかるお金を差引いた金額のことを「可処分所得(かしょぶんしょとく)」と言います。まあ、平たく言うと「手取額」ってことです。そう、収入にはこの「可処分所得」を使うようにしてください。

税金や社会保険料がいくらになるのかは、その方の収入金額や家族構成などで変わってきますが、一般的な給与所得者(会社員の方)ならば、概ね年収の15%前後になります。つまり、可処分所得は表面的な年収の85%ぐらいってわけですね。あくまでも目安ですよ。

もちろん、今後の収入がどうなるかなんて誰にもわかりませんので、「このままの収入が続くとしたら・・」とか「このぐらいは稼げるはずだから・・」という予測の数字で全然問題ありません。ずれた場合には見直しをすればいいわけですから。