
- 小川 正毅
- ありのみ株式会社 代表取締役 ホルン奏者・音楽プロデューサー
- 東京都
- 音楽家・プロデューサー
-
090-9306-2356
対象:楽器レッスン
8月17日に、東京の門前仲町にある「門仲天井ホール」で行われた
主にヴァイオリンの「おさらい会」(試演会と言われることもありますね)に
なぜかホルンの伴奏をするピアニストとして参加しました。
「おさらい会」は
・試験やコンクール前の、主に音楽大学の学生や音楽高校の生徒のために
人前で音を出す機会を提供する。
・それ以外の人前で演奏したい人にも同時に演奏の機会を提供する。
・終演後の集合写真の撮影など、おめでたい感じの部分があまりない。
・基本的にごく近い関係の関係者しか来ない。
・客席がすいていても特に誰も気にしていない。
・平日であっても平気でやる。
などが「発表会」と違うことかもしれませんが、
別に「おさらい会及び試演会と発表会の相違及びそれらの開催に関する条例」
などというものがある訳ではなので、
その時々に色々な事情で行われているものだろうと思います。
今回は普段個人レッスンをしている中学生と社会人が出演し、
小川は中学生の伴奏を自分でしてしまったのですが、
ちょっと面白い感想を聞きましたので、ご紹介します。
「ホルンの音が聴けて良かった。いい音だった」(音楽の好きな関係者)
「ラヴェルのツィガーヌがすごかった」(ホルン奏者)
「ツィガーヌ」はヴァイオリンの有名な小品で、
自分は高校生の頃、先輩方が試験で弾くのを何回も聴いていたので、
特に珍しい曲、という認識はありませんでしたが、
なるほど、お互い普段あまり聴けない曲や音を聴く貴重な機会だったのだなぁ、
ということに気付きました。
どの立場の人たちにとってもなかなか有意義な一日だったようです。
このコラムの執筆専門家

- 小川 正毅
- (東京都 / 音楽家・プロデューサー)
- ありのみ株式会社 代表取締役 ホルン奏者・音楽プロデューサー
“風の五重奏団”(木管五重奏)のコンサートをプロデュース!
ホルン奏者。風の五重奏団を核としたコンサート等のプロデュース及び演奏(特に文化庁の芸術家派遣事業)が多くなっています。ホルンのレッスンもお受けしていますが、オーケストラの「管分奏」を担当することが多く、ステージで指揮をすることもあります。
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