- 澤田 且成
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No.177「COEDOビール」が発信する独自の世界観
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No.177 欧州でも称賛された「COEDOビール」が発信する独自の世界観
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン 2011.08.01
ブランディングニュース『世界で活躍するニッポン・ブランド』
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こんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。
今日から8月がスタートしました。
最近はゲリラ豪雨に見舞われる事も多いですが
やはり日中の暑さは厳しいものです。
仕事が終わったあとは、冷たいビールで喉をうるおす。
そんな方も多いのではないでしょうか。
さて、今回のブランディングニュース
『世界で活躍するニッポン・ブランド』は川越から世界に発信する
クラフトビール(地ビール)COEDOビールを取り上げます。
飲食店や居酒屋でビールを呑むとき、
ほとんどの場合オーダーするのは銘柄ではなくサイズ。
「生中で」。
その一言で店側は契約するメーカーのビールを運んできます。
コンビニやスーパーなどでは銘柄を選ぶ機会がありますが
これを除けば、消費者が銘柄を気にしないという
他の酒類にはない独特のものがあります。
また、発泡酒や第3のビールも登場し、
昨夏からはビールテイスト飲料もブームに。
こうした市場環境は、消費者にとっては歓迎できますが
製造側にとっては厳しいものです。
そうした中、クラフトビールという立場から
日本、また世界へと挑戦を続けるCOEDOビール。
彼らのコンセプトについて、今回は考えていきたいと思います。
COEDOビール(BGMが流れますのでご注意ください)
http://www.coedobrewery.com/
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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
欧州でも称賛された「COEDOビール」が発信する独自の世界観
[2] 編集後記
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
欧州でも称賛された「COEDOビール」が発信する独自の世界観
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■ 世界が認めた品質で逆風に立ち向かう
冒頭にも触れた通り、1994年の酒税法改正による規制緩和で
一時的なブームが訪れた地ビールは、
発泡酒の影響や消費の減退など厳しい状況が続いています。
全国に200以上あるといわれるブルワリーのなかには
生産自体を中止してしまった会社も存在します。
また大手メーカーが協力したブルワリーであっても、
提供するビアホールやレストランが閉店に追い込まれることも。
そうした逆風に耐えながら、ビール生産事業から退くことなく
展開してきたCOEDOビールは、
・iTQi(国際味覚審査機構)クリスタルテイストアワード受賞
・モンドセレクション最高金賞
・日本パッケージデザイン協会賞
など世界・日本で認められたトップレベルの賞を受賞。
ビールの味・品質はもとより、
パッケージデザイン、紹介するウェブページなど、
多くの点で評価されています。
川越で生まれた、サツマイモ由来の地ビールは、
ビールの本場・ドイツ国民までも唸らせ、
世界から称賛を得たのでした。
続きはこちらから。
⇒ http://www.id10.jp/brandingnews/110801
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