- 野澤 祐一
- 株式会社エスエスティ 代表取締役
- 東京都
- インテリアコーディネーター
対象:エクステリア・外構
- 久保田 優一
- (ガーデンデザイナー)
皆さん、バルコニー(土間)の輻射熱って考えた事はありますか?
輻射熱とはバルコニーが太陽の熱を吸収し放熱する値の事です。
通常この土間部分は長尺シートに覆われていますが下地はコンクリートです。
道路のアスファルト同様コンクリートの輻射熱は相当なもので夜間になっても日中に貯めた熱を放出し続けます。
これによりバルコニー前の気温が上昇し暑い訳です。
ではバルコニータイルを敷いたらどうなるか?
残念ですがコンクリートとタイルの輻射熱はほぼ同等でタイルを敷いても殆んど変わる事はありません。
そこで登場したのがセキスイクレガーレから発売中の「涼感」タイルです。
この涼感タイルは素材がちょっと特殊でメリットは2つあります。
非常に吸水性が高いので大雨など降ったあとでも通常のバルコニータイルと比べ表面の乾燥が早く実用性が高いです。
またその吸収した水分を少しづつ表面の空気中へ放出する為輻射熱を抑える効果があります。
雨上がりなどのカラッと晴れた時にはとても効果的ですね。
素材は150角のタイルですが隙間調整マットの仕上げではなく現地に合わせたタイルカットの施工ですので
見栄えもランクアップします。
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