住宅の設計を考える時に、レイアウトする家具や家電製品、飾るモノ、窓廻りのデザインや照明の雰囲気など、私は住まう方のライフスタイルを把握すると同時に、設計の初期段階からこれらのことをかなり細かく考えながらプランを進めます。
私達はたくさんのモノを持ち生活をするため、快適な生活をするためには、持っているモノ、家具などが自分に合った使い方ができなければ快適と感じないためです。
マンションや分譲住宅などの完成された空間で、大型のTVやソファ、ダイニングテーブルをどのようにレイアウトすれば快適になるか、すべてレイアウトすることが可能か、など相談を受けることも多々ありますが、ご要望とおりの環境にするためにはかなり工夫を要したり、正直とても苦労することが多いのが現状です。
個人住宅の設計では、家具やインテリアの細部は後回しではなく、快適な住まいにするためには「インテリアから考えること」が大切です。
写真は10人が座れるIHヒーター付のテーブルをデザインし、そのために出来上がったダイニングルームです。 (つづく)
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このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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