- 門田 由貴子
- 株式会社エトス 代表取締役、組織変革&才能開花コンサルタント
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:転職・就職
- 中井 雅祥
- (求人とキャリアのコンサルタント)
- 清水 健太郎
- (キャリアカウンセラー)
こんにちは、門田由貴子です。
「キャリア・カウンセリング」といって、個人の方からのご相談を承る仕事もしています。
最近、増えているご相談テーマの一つが、
「どうして上司は、私につまらない仕事ばかり押し付けてくるのか?」
「なぜだか、私は上司から低く評価されているような気がする」
というものです。
部下の立場の方、特に20代~30代の人の中には、「上司が悪い!」と一方的に決めつけて怒っている人もいます。
しかし、別の見方をしたらどうでしょう?
上司の立場になってみれば、責任のある大事な仕事ほど、ヤル気があって、しかも能力の高い部下に任せたいと考えるものです。
しかし、残念なことに、一人ひとりの部下のヤル気や能力を正確に測るツールはこの世に存在していません。
ゲームの世界なら、「敵の戦闘力は、現在35,000」なんて数字で簡単に表示されるのですが…。
たとえ、あなたが、ものすご~く意欲が高くて、優秀で、非常に頑張っている人であったとしても、それを目に見える形で上司に伝えない限りは、残念ながら上司には理解できません。
ということは、部下であるあなたが、ヤリガイのある仕事を任されたい、高く評価されたいと思うなら、あなたのヤル気と能力を目に見えるように上司にアピールし続ける必要があるわけです。
では、どうやてアピールすればいいでしょう?
私がお薦めする方法の一つが、「企画書」や「提案書」を書いて、上司に提出することです。
企画書や提案書は、書類ですから、もちろん、目に見えますよね?
企画書や提案書を上司に提出するということは、
「私は日頃から、こんなに仕事のことを真剣に考えているんです」
「私には、今の仕事をこんなふうに改善するアイディアがあるんです」
という具合に、仕事に対する情熱やヤル気、問題意識、そして改善能力や専門知識があることを、具体的にアピールする最適な手段です。
残念ながら、上司から指示もされないのに、企画書や提案書を書く人は少ないようですね。
でも、だからこそ、あなたの存在感を示すチャンスなのです。
どのような仕事でも、ただ黙って待っているだけでは、チャンスを引き寄せることはできません。
ただ指示された仕事をこなしているだけでは、誰からも「優秀だ」とは認めてもらえないものです。
あなたが、ヤリガイを手に入れたいと思うなら、あなた自身で、あなたの優秀さとヤル気・真剣さをアピールしていく必要があります。
もしも、あなたが、「企画書や提案書の書き方を知りたい」と思うなら、こちらのセミナーで詳しくご紹介しますので、ご参加してみてはいかがでしょうか?
5月25日(水)19:00~<銀座>
エトス・イブニング・セミナー第17回
「企画提案する人になる! 発想法から企画書の作成まで」
http://www.ethos-net.com/kikakusho/index.html
何かを手に入れたいと願うなら、勇気をもって一歩を踏み出してください。
そんなあなたを、応援していきます。
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