火災保険 4
保険金額の設定方法は大変重要な問題です。
2種類あります。
時価を基準とした契約と再調達価格を基準とした契約です。それぞれについて紹介します。
時価を基準として保険金額を設定した場合、火災保険の損害保険金は、時価(事故発生時の価格)に対する保険金額の割合によって支払われるため、契約時には時価いっぱいいっぱいに設定をする必要があります。時価は年数とともに変わっていくものですから継続の都度代理店にしっかりと評価をしてもらいましょう。
再調達価格を基準とする契約は、時価を基準として保険金額を設定した場合、損害額は事故発生時の時価を基準に保険金が支払われる為建物の再建築が不可能なことがあります。しに問題を解決する為には保険金だけで同じ建築材料を使い、同じ大きさの建物が建てられる金額で保険金額を設定しなければなりません。この場合価格協定特約というものを付ける必要があります。契約時に代理店に相談し、しっかりと再調達価格を診断して貰いましょう。
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ファイナンシャルプランナー 森 和彦
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